
「AIでスタンプは作れたけど、どうやってLINEに登録するの?」そんな疑問を持つ方のために、この記事ではChatGPTやDALL·Eで作成したスタンプを、【LINE Creators Market】に登録・販売する手順を丁寧に解説します。初心者の方でも迷わず申請できるよう、画像付きでわかりやすく説明していきます。

LINEスタンプを登録する前に必要な準備とは?【登録の仕方の基本】

必要な画像の数とサイズ|登録前に確認すべき仕様一覧
LINEスタンプを登録するには、決められたサイズ・形式の画像を用意する必要があります。サイズが合っていないと申請時にエラーになったり、審査に通らなかったりするためです。スタンプ画像は必ず以下の形式で準備します
- メイン画像:横240px × 縦240px(1枚)
- スタンプ画像:横370px × 縦320px(最大)(8個/16個/24個/32個/40個)
- トークルームタブ画像:横96px × 縦74px(1枚) 全てPNG形式・背景透過で統一します。
必要数をあらかじめ用意し、ファイル名を番号順(01.png〜)に揃えておくとスムーズです。
LINEのスタンプ申請にはガイドラインがあります。
著作権侵害や不適切な内容にならないよう注意しましょう。
LINE Creators Marketの登録方法と流れ

まずは「LINE Creators Market」への会員登録が必要です。スタンプ登録や売上管理はすべてこのサイトから行います。
- https://creator.line.me/ja/ にアクセス
- LINEアカウントでログイン
- 「新規登録」からプロフィール・支払い情報を入力
初回登録時は「振込口座」なども設定しておくと便利です。
LINEスタンプ画像を登録する手順をステップ解説
マイページから新規スタンプ作成を開始
マイページから「新規登録」を選びます。スタンプの基本情報や画像のアップロード設定をここで行います。

- スタンプ詳細
スタンプタイプ:「スタンプ」
タイトル、スタンプ説明文
言語:日本語/英語 など - 販売情報
コピーライト 「(c)2025 名前の英語名」「(C)」などの記号/年号/作成者名を書くのが一般的です。 - ライセンス証明
キャラクターや素材の使用許諾を得ていることを証明するための書類です。自作のキャラクターや素材を使用する場合は、基本的に不要です。
「保存」でスタンプ情報の登録完了後、画像アップロード用のタブが表示されます。
スタンプ画像をアップロード
アイテム管理の、タブメニューで「スタンプ画像」に切り替えます。事前に準備したPNG画像を、ガイドに従ってアップロードします。枠線・サイズが合っていないと、警告が表示され登録できません。

- 「スタンプ画像」欄に1枚ずつアップロード(最大40個、個数の変更ができます)
- 「メイン画像」「トークルームタブ画像」も同時にアップロード
透過PNGであること、ファイル名の順番に注意。
![]() | メイン画像は、スタンプショップでメインのスタンプに表示される画像です。メインスタンプは、分かりやすく興味がわくような画像を登録しましょう。 (画像サイズ:横240px縦240px) 保存名:「main.png」 |
![]() | トークルームタブ画像は、LINEのチャット画面で上部に表示される画像です。 (画像サイズ:横96px縦74px) 保存名:「tab.png」 |
フォルダに全てのファイルをまとめ、フォルダを圧縮しZIPファイルで一括アップロード。
ファイル形式
ファイルの形式には決まった名前と、拡張子があり、下記以外の名前でアップロードするとエラーになるので注意が必要です。
- メイン画像「main.png」 タブ画像「tab.png」 スタンプ画像「01.png〜40.png」
スタンプのタイトル・説明文・タグを入力しよう
購入者が見るスタンプ名や紹介文を設定します。タイトルや説明が魅力的だとクリック率・購入率が高まります。
- タイトル:ふわふわ猫のスタンプ
- 説明文:いろいろなポーズのリアル風にゃんこスタンプです。
日本語・英語ともに入力推奨。短くてわかりやすい言葉がベストです。 - タグ:ねこ、かわいい、もふもふ、日常、リアル猫、fluffy、cat、cute、animal
LINEスタンプ プレミアムへの対応要否もチェック
「LINEスタンプ プレミアム」とは、LINEが提供する定額制スタンプ使い放題サービスです。
あなたのスタンプをこのプログラムに参加させるかどうかは、販売登録時に選べます。
AIで作成したスタンプでも、オリジナルであり著作権上問題がなければプレミアム参加は可能です。ただし、以下の点に注意しましょう。
- LINEが定める利用規約・コンテンツポリシーを守っていること
- 公序良俗に反しないスタンプであること
- 収益分配はLINE規定に従う(一般販売と同じでOK)
プレミアム登録にすると「使ってもらえる機会」が広がる=認知度アップに繋がる
ポイント:審査から公開までの流れと注意点
情報入力とスタンプ画像のアップロードが完了すれば、「リクエスト申請」が可能になります。画面右上の「リクエスト」ボタンをクリックすると、ステータスが「審査待ち」に変わります。おおよそ2〜7日で結果が通知されるので、LINEからのメールを待ちましょう。

審査の所要日数と注意点
スタンプは申請後にLINE運営による審査があります。 公序良俗やガイドライン違反がないかをチェックするためです。
- 通常:2〜7日ほどで審査完了
- 混雑時期や年末年始は遅れる場合あり
早く審査に通したい場合は「審査に通りやすい内容」「日本語のみのシンプルな表現」がおすすめ。
審査通過後の販売設定とURLの取得方法
審査に通ると、マイページから販売設定とスタンプのURL取得が可能になります。
マイページ内に販売URLが表示される ので コピーしてSNSやブログに貼り付け可能。
- 販売地域の設定(グローバル or 国内限定)
- スタンププレミアム参加の最終確認
- スタンプの公開/非公開切り替え
- プロフィールや作者情報、プライバシーポリシーの設定
申請が通らないときのよくある原因と対処法

画像に関する不備(解像度・表現など)
背景が白く塗りつぶされていたり、サイズが間違っている画像は落とされます。LINEでは「背景透過PNG」が基本ルールのため。 remove.bgなどを活用して、透過処理済みの画像を再確認。アップロード前に一度全画像をプレビューで確認するのが安心。
禁止テキスト・NGテーマの例と対策
公序良俗に反する言葉や、政治・宗教に関連する表現はNG。LINEのガイドラインで禁止されています。
「死ね」「バカ」など強い言葉は避ける。「怒ってるにゃ!」などの表現が好ましい。子どもでも安心して使える内容が好まれます。
登録後にできること|販売のヒントと収益化アイデア

売上の確認方法と収益化のコツ
結論から言うと、月に数千円〜1万円以上の売上を得る人もいます。
- 実際に月数千円〜1万円ほど売り上げるクリエイターも多数
- 可愛い+使いやすい言葉のスタンプが人気(ありがとう、おつかれ、OKなど)
- SNS(InstagramやThreads)でシェアすると拡散効果あり
- 絵柄が統一されている。セリフが大きく読みやすい
マイページから毎月の売上が確認可能。人気のあるスタンプは継続的に収益を生み出します。
SNS・ブログ・LINE VOOMでの紹介方法
登録しただけでは売れないため、自分で紹介するのが重要です。SNSやブログ経由で「LINE STORE」へ誘導するのが最も効果的。作成したスタンプは、LINE以外でもしっかり紹介していくことで認知度・販売率がアップします。
紹介媒体 | 活用方法 |
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X(旧Twitter)/Instagram | 作例画像・生成過程の動画・リンクを添えて投稿 |
Threads/ブログ記事 | 制作レポートやレビュー形式で詳しく紹介 |
LINE VOOM(旧タイムライン) | LINE内でフォロワーに直接アプローチ可能。 |
まとめ:今がチャンス!AIでLINEスタンプを作ってみよう

今はAIの力を活用すれば、誰でもかんたんにオリジナルのLINEスタンプを作って登録できる時代です。
ChatGPTなどで作った画像も、「LINE Creators Market」に登録すればすぐに申請・販売が可能!
画像サイズや文字の見やすさといった基本ルールを押さえておけば、審査もスムーズに通過できます。
作ったスタンプは自分で使うのはもちろん、友達にシェアしたり販売したりと楽しみ方は無限大。
ぜひこの記事を参考に、あなたもLINEスタンプクリエイターとしての一歩を踏み出してみてください!
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