
バリ島旅行でSIMをどれにすべきか迷っていませんか?
「空港で買うと高いって聞いたけど、実際いくら?」「eSIMって設定が難しそう…」「現地で繋がらなかったらどうしよう」こんな不安を抱えている方も多いはずです。
この記事を読めば、以下の悩みが解決します:
バリ島SIMはどれを選べば失敗しないか
eSIMと物理SIM、どちらがあなたに合うか
空港購入と事前購入、どちらがお得か
バリ島SIMは短期旅行ならeSIM、長期滞在なら現地SIMが失敗しにくい選択です。10年在住者が4キャリア比較した結論をお伝えします。
⚠️ 年末年始はバリ島への渡航者が急増します。空港でのSIM購入に30分以上並ぶことも。
事前にeSIMを準備しておくと安心です。
バリ島のeSIMはSailyがおすすめ

インドネシア向けeSIMは、ブランドによって価格差が大きくないことも多く、結局は「迷わず使えるか」「サポート・安全性も含めて安心か」で選ぶのが失敗しにくいです。
私は初めての海外eSIMなら「Saily」をおすすめしますが、最安を探したい方もいると思うので、「Airalo」の料金も比較用にリンクしておきます。(新規割引などキャンペーンあり)
※価格・キャンペーンは変動します。購入前に必ず最新情報をご確認ください。
では、短期旅行と長期滞在、それぞれの選び方を解説します。
短期旅行(1週間以内)→ eSIMが便利
Coco1週間以内の短期旅行なら、eSIMが便利です。
理由は3つあります。
1. 日本で設定完了、到着後すぐネット開通
eSIMは出発前にスマホで設定を完了できます。バリ島に着いた瞬間からネットが使えるので、空港でSIMを探し回る必要がありません。
2. 現地でのやり取りが不要
空港や街中のSIMショップでの購入・登録が不要。英語やインドネシア語でのやり取りが不安な方にも向いています。
3. 設定がシンプル
アプリダウンロードしeSIMインストール「この回線をON」設定完了
複雑な操作は必要ありません。
日本版iPhone 17シリーズ(17、17 Pro、17 Pro Max、iPhone Air)は物理SIMスロットがありません。空港や街中でSIMを買っても挿せないので、eSIMが必須です。詳しくは後半で解説しますが、iPhone 17ユーザーは出発前にeSIMを準備しておきましょう。
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長期滞在(1週間以上)→ 現地SIMがコスパ◎
Coco1週間以上の滞在なら、現地で物理SIMを購入するのがコスパ良しです。
現地SIMのメリット:
- eSIMより料金が安い傾向
- 大容量プランが選べる
- 追加購入もアプリで簡単
キャリアの選び方(ざっくり):
| タイプ | おすすめキャリア |
| 迷ったら | Telkomsel(エリア・速度の安心感) |
| コスパ重視 | XL / Indosat(街中中心なら十分) |
| 安さ最優先 | Smartfren(やや難点はあるが最安) |
各キャリアの詳細は後半で解説します。
【比較表】eSIM vs 現地SIM
「結局どれがいいの?」という方のために、主要サービスを比較しました。
| タイプ | Saily (30日/3G) | Airalo (7日/3G) | Telkomsel (30日/23GB) | XL (30日/8GB) |
| おすすめ期間 | 短期 | 短期 | 長期 | 長期 |
| 料金目安(7日) | 約1,400円〜 | 約1,450円〜 | 約2,500円〜 | 約1,500円〜 |
| 設定難易度 | ◎ 超簡単 | ○ 普通 | ○ 普通 | ○ 普通 |
| 日本語対応 | ◎ 完全対応 | ○ サイト・チャット対応 | × なし | × なし |
| エリア | ○ 良い | ○ 良い | ◎ 最強 | ○ 良い |
選び方の目安:
- 初心者・短期旅行 → eSIM(Saily or Airalo / 設定簡単、日本語サポート)
- 長期滞在・エリア重視 → Telkomsel(最強カバー、最速速度)
- コスパ重視・街中滞在 → XL / Indosat / Smartfren
バリ島でSIMは必要?WiFi事情のリアル

Cocoあると安心です。ただし、WiFiで足りる人もいます。
「ホテルのWiFiで十分じゃない?」と思う方もいるでしょう。実際、ホテルやカフェで問題なく過ごせる場合もあります。
しかし、SIMがあると安心な場面は確実にあります。
バリ島のフリーWiFi事情(ホテル・カフェ・空港)
バリ島のフリーWiFiは、場所によってムラがあります。
ホテルWiFi:
- 使えるところは問題なく使える、ただし、部屋まで電波が届かないホテルもある
- ロビー付近は繋がるのに、部屋だと弱いことも
※ホテルによって差が大きいので、口コミをチェックしておくと安心 - 複数デバイス接続で速度激減
カフェWiFi:
- 今時のおしゃれカフェは大抵WiFiあるけど、たまにない店もある
- パスワード共有でセキュリティリスクあり
- 時間帯、混雑時は速度が落ちることも
- 場所によって弱くて使えない
空港WiFi:
- 荷物受け取り周辺は電波が弱い
- 時間制限あり
- 街中でGrab/Gojekを呼びたい場合は、事前にeSIMを設定しておくと安心
SIMがあると便利な3つの場面
SIMがあると助かる場面を挙げておきます。
1. Grab / Gojekで配車したい時
バリ島での移動はGrabやGojek(配車アプリ)が便利です。 今は空港でもGrab/Gojekを使えます。
国内線ターミナル付近にGrab Loungeがあり、そこから配車可能です。
空港の外に出てからアプリを使う事もあります。自由に動きたい方にはSIMがあると便利です。
声をかけてくるドライバーもいますが、アプリより高いことが多いので注意。
観光客だとわかると、ぼったくり料金を提示されることも珍しくありません。アプリなら料金が事前に決まるので安心です。
2. 移動中に地図を見たい時
「この道で合ってる?」と不安になっても、地図が見れません。レンタルバイクでウブドの山道やローカルエリアを走る時、Google Mapsがあると安心です。迷った時にすぐ確認できます。
3. 緊急時の連絡
トラブル時に日本の家族や旅行保険会社に連絡したい場合、SIMがあると安心です。海外旅行中の「いざという時の連絡手段」は本当に大切です。
日本でレンタルするWiFiルーター vs SIM、どっちがいい?

「日本で借りるWiFiルーター(海外WiFiレンタルのグローバルWiFi等)とSIM、どっちがいい?」という質問もよくあります。
日本レンタルWiFiルーターの特徴:
日本で借りるWiFiルーターは、SIMフリースマホを持っていない方や、設定が不安なグループ旅行に向いています。1台で複数人シェアできるのがメリット。ただし、充電の手間や荷物が増える点、1日1,000円〜とSIMに比べ割高になるのが弱点です。
| 項目 | SIM | WiFiルーター |
|---|---|---|
| 向いている人 | 1人旅、身軽に動きたい | グループ旅行、家族旅行 |
| メリット | 荷物が増えない、充電不要 | 複数人でシェア可能 |
| デメリット | 1台のみ | 充電が必要、荷物になる |
| 料金目安(7日) | 1,500〜3,000円 | 5,000〜8,000円 |
選び方の目安:
- 身軽さ・安さ重視 → SIM(またはeSIM)
- シェア・安心重視 → WiFiルーター
- グループ旅行 → WiFiルーターも選択肢(シェアでコスパ◎)
【2025年版】バリ島eSIMおすすめ3選|事前購入で安心

eSIMは「Saily・Airalo・trifa」の3つから選べばOKです。
この3つは日本語対応、実績、価格のバランスが取れており、初めての方でも安心して使えます。
eSIMの選び方
「どのeSIMを選べばいいかわからない」という方は、以下の基準で選んでください。
| タイプ | おすすめ | 理由 |
| 迷わず使いたい | Saily | NordVPN運営、設定がシンプル、日本語完全対応 |
| 最安を比較したい | Airalo | 世界200カ国対応、サイト・チャットボット日本語対応 |
| 日本企業がいい | trifa | 国内企業運営、日本語サポート手厚い |
「どのeSIMを選べばいいかわからない」という方は、以下の基準で選んでください。
初めてなら「Saily」、海外慣れしているなら「Airalo」
| タイプ | おすすめeSIM | 理由 |
|---|---|---|
| 初心者 | Saily | NordVPN運営、設定画面がシンプル、日本語で完結 |
| 海外慣れ | Airalo | 世界200カ国対応、割引コードで安く買える |
| サポート重視 | trifa | 日本企業運営、日本語サポート手厚い |
では、それぞれ詳しく解説します。
おすすめ1位:Saily|初心者に最適な理由
初めてのeSIMなら、Sailyが最もおすすめです。
理由は以下の3つ。
1. NordVPN運営で安心
Sailyを運営しているのは、世界1500万人以上が利用するVPN「NordVPN」と同じ会社。セキュリティ意識が高く、個人情報の取り扱いも安心です。
2. 設定画面がとにかくシンプル
アプリダウンロードしeSIMインストール「この回線をON」設定完了
複雑な設定は一切なし。スマホ操作が苦手な方でも、3分あれば設定できます。
3. 日本語サポートで安心
アプリもカスタマーサポートも完全日本語対応。「英語でのやり取りは不安」という方でも問題ありません。
Saily インドネシアプラン料金(2025年12月現在):
| 1GB | 7日 | US $4.79 |
| 3GB | 30日 | US $8.99 |
| 5GB | 30日 | US $13.99 |
※最新料金は公式サイトでご確認ください
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おすすめ2位:Airalo|世界200カ国対応の安心感
海外旅行に慣れている方には、Airaloもおすすめです。
Airaloの特徴:
- 世界200カ国以上対応:1つのアプリで複数国のeSIMを管理できる
- 料金が安め:Sailyより若干安いプランもある
- 割引コードあり:初回購入時にクーポンが使える
Airaloがおすすめな人:
- 年に何度も海外旅行に行く
- 複数国を周遊する予定がある
- 少しでも安く抑えたい
注意点:
- 日本語サポートが弱い(英語対応がメイン)
- 設定画面がSailyより若干複雑
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おすすめ3位:trifa|日本企業の安心感
「とにかく日本企業がいい」という方には、trifaがおすすめです。
trifaの特徴:
- 日本企業が運営:国内企業ならではの安心感
- 日本語サポートが手厚い:電話・メール・チャット全て日本語OK
- 設定ガイドが丁寧:初心者向けの説明が充実
注意点:
- 料金がSaily・Airaloより若干高め
- 対応国数が少なめ
trifaがおすすめな人:
- 日本企業じゃないと不安
- サポートは絶対に日本語がいい
- 多少高くても安心を買いたい
【比較表】eSIM 3社の料金・容量・サポート比較
3社を比較すると、以下のようになります。
| 項目 | Saily | Airalo | trifa |
| 運営 | NordVPN(リトアニア) | シンガポール | 日本 |
| 対応国数 | 150+ | 200+ | 100+ |
| 日本語アプリ | ◎ 完全対応 | △ 一部対応 | ◎ 完全対応 |
| 日本語サポート | ◎ あり | ○(チャットボット) | ◎ あり |
| 設定の簡単さ | ◎ 超簡単 | ○ 普通 | ○ 普通 |
| 料金 | ○ 普通 | ◎ 安め | △ やや高 |
| おすすめ | 迷わず使いたい | 最安比較したい | 日本企業がいい |
迷ったらSaily。 初心者でも失敗しない安心感があります。
⚠️ iPhone 17シリーズの注意点(日本版はeSIM専用)

CocoiPhone 17シリーズをお使いの方は、ここ要チェックです。
日本版iPhone 17シリーズ(iPhone 17、17 Pro、17 Pro Max、iPhone Air)は、物理SIMスロットがありません。つまり、日本版iPhone 17ユーザーはeSIM一択です。
「空港でTelkomselを買おう」と思っていても、日本版iPhone 17にはSIMスロットがないため、挿せないので、出発前にeSIMを準備しておきましょう。
\iPhone 17ユーザー必見!設定3分で到着後すぐ使える/
【参考】インドネシア版iPhoneは事情が違う
ガジェット好きな方には興味深い情報かもしれません。
日本版はeSIM専用ですが、実はバリ島(インドネシア)版にはSIMスロットがあるんです。現地価格はこれくらい。
| モデル | インドネシア価格 | SIMスロット |
|---|---|---|
| iPhone 17 Pro Max | Rp 25,749,000〜(約25.7万円) | あり |
| iPhone 17 Pro | Rp 23,749,000〜(約23.7万円) | あり |
| iPhone 17 | Rp 17,249,000〜(約17.2万円) | あり |
| iPhone Air | Rp 21,249,000〜(約21.2万円) | なし |
私は以前インドネシアで買ったiPhoneを日本でも使っていましたが、全く問題ありませんでした。ガジェット好きなら現地調達も面白い選択肢ですよ!でも日本版を買った人はeSIMが必要ですね。
インドネシアでiPhoneを買うメリット・デメリット:
- 言語設定:日本語に設定可能(問題なし)
- AppleCare:インドネシアでも加入可能
- 日本での利用:問題なく使える(筆者もiPhoneをインドネシアで購入し、日本でも使用)
- 価格:日本より若干高め 技適:気になる方は確認を
デュアルSIM(物理SIM + eSIM)で使いたい方には、選択肢の一つになるかもしれません。
バリ島おすすめ物理SIM 4選【現地購入】

現地で物理SIMを買うなら、4つのキャリアから選べます。
これまでで、4キャリア全てを使い比べた感想をお伝えします。
それぞれの特徴を解説します。
おすすめ1位:Telkomsel|エリア最強・速度最速
迷ったらシェア1位の最大手Telkomsel (テルコムセル)
Telkomselの特徴:
- エリアカバーがインドネシア最強:バリ島内はもちろん、ヌサペニダ、ギリ島、ウブドの山奥まで繋がる
- 速度が安定:4G LTEで安定した速度が出ます。YouTube視聴、ビデオ通話、SNS投稿もストレスフリーです。
- Tourist SIMPATI:観光客向けプランがわかりやすい
他のキャリアだと「ビーチでは繋がるけど、観光地で圏外」ということがありますが、Telkomselならその心配はほぼありません。

Telkomsel Tourist SIMPATI 料金の目安(2025年12月、Kuta Beach出張店舗にて)
| プラン | 容量 | 価格(Rp) | 日本円換算 |
|---|---|---|---|
| 3GB+12GB | 15GB | 180,000 | 約1,800円 |
| 3GB+20GB | 23GB | 200,000 | 約2,000円 |
| 5GB+20GB | 25GB | 250,000 | 約2,500円 |
| 3GB+30GB | 33GB | 280,000 | 約2,800円 |
| 3GB+37GB | 40GB | 300,000 | 約3,000円 |
| 3GB+46GB | 49GB | 350,000 | 約3,500円 |
| 3GB+64GB | 67GB | 450,000 | 約4,500円 |
| 3GB+84GB | 87GB | 500,000 | 約5,000円 |
おすすめ2位:XL / Indosat|コスパ重視派向け
「Telkomselは高い」と感じる方には、XLやIndosatがおすすめです。
特徴:
- 料金がTelkomselより10-20%安い傾向
- 都市部(クタ、スミニャック、ウブド中心部)は問題なし
- 山間部・離島はTelkomselより弱いことも
注意点:
- 山間部・離島ではTelkomselより弱い
- ヌサペニダやギリ島に行く予定があるならTelkomselを推奨
XL Axiata(エックスエル アクシアタ)がおすすめな人:
- クタ・スミニャック周辺のみ滞在
- コスパを重視したい
- 離島には行かない
おすすめ3位:Smartfren|安さ最優先の選択肢
Smartfren(スマートフレン)は最安ですが、いくつか難点があります。
Smartfrenの難点:
- カード決済がエラーになることがある
- アプリでパケット追加購入時、クレジットカード決済がエラーになることがある
- 最初から大容量プランを買っておくか、コンビニでチャージする方法もある
- テザリング時にAPN設定が必要な場合がある
- デフォルトでテザリングが使えないことがある
- ただし、APN設定(後述)をすれば使える。手順通りにやれば難しくない
- 街中でもTelkomselより弱い
- 街中でも繋がりにくい場所もある。(Seminyak village付近で試した時、全く繋がらならず使えなかった。2025.12.24)
Smartfrenがおすすめな人:
とにかく安さ重視ならSmartfrenもアリ。街中でも繋がりにくい場所もあります。そして、カード決済が通りにくかったり、テザリングに設定が必要だったりと、少し『癖』があるのが難点。その解決策(APN設定)も後述するので、安く済ませたい方は参考にしてください。
【比較表】4キャリアの料金・エリア・速度比較
4キャリアを比較すると、以下のようになります。
| 項目 | Telkomsel | XL | Indosat | Smartfren |
|---|---|---|---|---|
| エリア | ◎ 最強 | ○ 良い | ○ 良い | △ 街中中心 |
| 速度 | ◎ 最速 | ○ 普通 | ○ 普通 | ○ 普通 |
| 料金 | △ やや高 | ○ 安い | ○ 安い | ◎ 最安 |
| おすすめ度 | 迷ったら | コスパ派 | コスパ派 | 安さ最優先 |
結論:迷ったらTelkomsel。 数百円の差でストレスフリーな旅行が手に入ります。
バリ島SIMの購入場所3つ|デンパサール空港・街中・オンライン

空港は便利だが割高、街中が最安、オンライン(eSIM)は事前準備派向けです。
それぞれの特徴を解説します。
デンパサール空港(ングラ・ライ空港)でSIMを購入する場合

メリット:到着してすぐ買える
ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)の到着ロビーを出ると、すぐにSIMショップが並んでいます。
- 営業時間: 24時間(深夜便でもOK)
- 対応言語: 英語OK、設定もスタッフがやってくれる
- パスポート: 必要(登録に使用)
デメリット:街中より割高
Coco空港価格は街中よりRp50,000〜100,000(約500〜1,000円)高い傾向です。
例:Tourist SIMPATI 25GB
- 空港価格:約Rp300,000
- 街中価格:Rp250,000
- 差額:約Rp50,000(約500円)
空港購入がおすすめな人:
- 到着後すぐにネットを使いたい
- 多少高くても時間を節約したい
- 英語で購入手続きができる
街中(クタ・スミニャック・ウブド)で買う場合
メリット:最安価格で買える
Coco街中のコンビニ(Indomaret・Alfamart)や携帯ショップなら、空港より安く買えます。
購入できる場所:
- コンビニ(Indomaret、Alfamart)
- 携帯ショップ
- ショッピングモール内の携帯コーナー
デメリット:言葉の壁がある
ローカルショップだと英語が通じないことも。設定も自分でやる場合があります。
- インドネシア旅行に慣れている
- 少しでも安く買いたい
- コンビニ購入の場合(設定は自分でできる人向け)
店員さんの対応:大抵のSIMショップでは、設定は店員さんがやってくれます。英語ができる店員さんも多いですが、インドネシア語のみの方もいます。
【知っておくと便利!】トラブル時の駆け込み寺「GraPARI(グラパリ)」とは?
「設定がうまくいかない」「スマホが突然繋がらなくなった」という時のために、Telkomselの公式ショップ「GraPARI」の存在を知っておくと安心です。ここは国営通信会社の直営店なので、最も確実な登録・サポートが受けられます。「1円でも安く」という長期滞在者ならGraPARIへ。
オンライン(eSIM)で買う場合
メリット:出発前に日本で設定完了
eSIMなら、日本にいる間に購入・設定が完了します。バリ島に着いた瞬間からネットが使えます。
オンライン購入がおすすめな人:
- 初めてのバリ島旅行で、現地でのやり取りが不安
- 日本語で購入・設定したい、トラブルも日本語サポート
- 到着後すぐにGrab/Gojekを使いたい
- 空港で高いSIMを購入したくない
デメリット:
- 物理SIMより若干割高
- eSIM対応スマホが必要
バリ島SIM設定方法

物理SIMの設定は、基本的に店員さんがやってくれます。
eSIMと物理SIM、それぞれの設定方法を解説します。
eSIM設定手順(Sailyの場合)

eSIMの設定方法は、別記事で詳しく解説しています。 → Saily eSIMの設定方法完全ガイド

物理SIM設定手順(Telkomselの場合)
購入時の流れ:空港または街中のショップでTelkomsel SIMを購入。
- 希望のプランを伝える
- パスポートを提示
- 店員さんがSIM挿入・設定・パスポート登録をしてくれる
- 完了!数分で4G LTEに繋がります。
ほとんどの場合、自分で設定する必要はありません。
もし設定がうまくいかない場合:困ったら、SIMを買ったお店に持って行って「使えない」と伝えればOK。大抵は対応してくれます。

【よくあるトラブルと解決策】
| 繋がらない | データローミングがOFF | 設定でONにする |
| 翌日止まった | パスポート登録ミス | MyTelkomselアプリで再登録 |
| 速度が遅い | パケット残量ゼロ | アプリから追加購入 |
| 圏外表示 | ネットワーク選択が手動 | 「自動選択」に変更 |
バリ島SIMの注意点【失敗談あり】

知っておくと安心な注意点を解説します。
注意点1:パスポート登録は必須
SIM購入時には必ずパスポートが必要です。
インドネシア政府の規制で、SIM購入時にパスポート情報の登録が義務付けられています。
- 購入時にパスポートを提示
- 店員さんが登録してくれる
パスポートとデバイスを持って行けばOK。特に難しいことはありません。
注意点2:Smartfrenの決済エラー
Smartfrenはアプリでの決済がエラーになることがあります。
パケットを追加購入しようとした際、クレジットカード決済がエラーになった経験があります。
対策:
- 最初から大容量プランを買っておく
- コンビニでチャージする方法もある
- または、最初からTelkomsel/XLを選ぶ
注意点3:90日以上の長期滞在なら「IMEI登録」必須
IMEI登録とは?:IMEIはスマホ本体の「端末番号(識別番号)」のこと。インドネシアでは、海外で入手したスマホを現地のモバイル回線で使うために、税関(Bea Cukai)でIMEI登録が必要になるケースがあります。
登録しないとどうなる?:
ケースによっては、一定期間が過ぎた後に、未登録端末では現地SIMの通信が制限される可能性があります。(※滞在日数や手続き条件は変更されることがあるため、最新条件は公式で確認してください)
Coco旅行者は気にしなくてOK:短期間の旅行なら、IMEI登録は不要です。気にする必要はありません。
出発前(到着3日前〜)
「All Indonesia」でArrival Card(到着カード)を登録し、表示されたQRを保存(スクショ推奨)
到着後(空港を出る前)
不安な人は、パスポート/搭乗券/端末/Arrival CardのQRを用意して、空港の案内に沿って税関・IMEI窓口で「自分は手続きが必要か」を確認
※空港を出た後だと条件が変わる場合があるため、迷ったら空港内で確認するのが安全です。
※滞在日数や手続き条件は変更されることがあります。最新情報は上記公式サイトでご確認ください。
注意点4:容量不足時の追加購入

旅行中にパケットが足りなくなっても大丈夫。アプリから追加購入できます。
Telkomselの場合:
- MyTelkomselアプリを開く
- 「Beli Paket」(パッケージ購入)をタップ
- 希望のプランを選択
- 支払い方法を選択
支払い方法:
- クレジットカード(VISA、Mastercard)が一番簡単
- GoPay、OVO(外国人は登録がやや面倒)
- コンビニ払い(Indomaret、Alfamart)
【救済策】Smartfrenでテザリングを使う方法(APN設定)
「すでにSmartfrenを買ってしまった」という方へ。テザリングを有効にする方法を解説します。
Smartfrenはデフォルトでテザリング(インターネット共有)が無効になっている場合があります。以下のAPN設定で解決できます。

■ iPhoneの場合
- 設定 モバイル通信 SIM(Smartfren)モバイルデータ通信ネットワーク
- 「インターネット共有」に以下を入力:
- APN:
smartfren4g - ユーザー名:(空欄)
- パスワード:(空欄)
- APN:
- 設定アプリを閉じる → 端末を再起動
■ Androidの場合
- 設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → アクセスポイント名(APN)
- 右上の「+」をタップして新規APN追加
- 以下を入力:
- 名前:Smartfren 4G
- APN:
smartfren4g - ユーザー名:(空欄)
- パスワード:(空欄)
- 保存 → 作成したAPNを選択 → 端末を再起動
これでテザリングが使えるようになります。
バリ島SIMに関するよくある質問

おすすめVPN:SailyとNordVPNは同じ会社が運営しています。NordVPNもおすすめです

まとめ:バリ島SIMの選び方

バリ島での通信手段は、短期旅行なら設定が楽な「eSIM(Saily)」、長期滞在ならコスパ抜群の「現地SIM(Telkomsel)」を選ぶのが失敗しない正解です。
空港購入は便利ですが、街中より500〜1,000円ほど割高になる点は覚えておきましょう。
また、日本版iPhone 17の方はeSIM一択となることや、90日以上の滞在にはIMEI登録が必要な点には注意が必要です。
この記事を参考に、あなたの滞在スタイルにぴったりのSIMを選んで、最高のバリ島時間を過ごしてくださいね。良い旅を!
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