
帰国後に米国の銀行やAmazonからSMS認証コードが受け取れず、アカウントにログインできない——。調べてみるとGoogle Voiceは「渡米中にしか取得できない」と知り、もう手遅れなのかと不安になっていませんか。
実は2026年、eSIMアプリのSailyに「電話番号」機能が追加され、日本にいながら月額US$1.99でアメリカ(+1)の番号を新規取得できるようになりました。
本記事では、実際に購入・本人確認まで完了してアメリカの番号を発番し、Amazon・WhatsApp・PayPalでSMS認証を実測。通ったもの・通らなかったものを正直に公開します。読み終える頃には、あなたのケースで使えるかどうかを自分で判断でき、最安で維持する方法まで分かります。
アメリカの電話番号を日本から取得・維持するなら、月額US$1.99のSaily電話番号が新しい選択肢。実際に購入・本人確認して米国番号を発番し、AmazonとWhatsAppのSMS認証成功を実機で確認しました。(日本のPayPalは登録不可)
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アメリカの電話番号を維持する3つの方法【2026年比較】
アメリカの電話番号を維持・取得する方法は、大きく分けて3つあります。従来の定番だったGoogle VoiceとTossable Digitsに、2026年6月からSailyが加わりました。
| Google Voice | Tossable Digits | Saily | |
|---|---|---|---|
| 新規取得 | 可(要・米国番号) | 不可(移管のみ) | 可 |
| 日本からの手続き | 不可(渡米中のみ) | 可(英語のみ) | 可(日本語アプリ) |
| 月額 | 無料 | 月換算約US$3.33〜(年額US$40) | US$0.99〜(Web表示)+利用プラン |
| 本人確認 | Googleアカウント | クレジットカード等 | 政府発行の身分証 |
| 番号の種類 | VoIP番号 | 移管した元の番号 | 携帯番号として扱われる番号 |
Google Voice|無料だが取得は渡米中に限られる

維持費が無料という点でGoogle Voiceは長年の定番でした。ただし取得には有効な米国の電話番号が必要で、実質的に渡米中にしかセットアップできません。すでに帰国して番号を手放した人にとっては、残念ながら選択肢になりません。また、VoIP番号のため一部の金融機関では認証用の番号として受け付けられないことがあります。
Tossable Digits|既存番号の移管専用で英語のみ

Tossable Digitsは、いま持っている米国番号を移管(ポートイン)して保管するサービスです。番号を「これから手放す人」には有力ですが、新規に番号を発行する仕組みではないため、すでに番号を失った人は利用できません。サイトもサポートも英語のみで、心理的なハードルは高めです。
Saily|日本から新規取得できる月額US$1.99の番号

Sailyは、NordVPNで知られるNord Security系の旅行用eSIMアプリです。2026年6月に電話番号機能が追加され、渡米不要・日本語アプリのまま、本人確認だけでアメリカの番号を新規に取得できるようになりました。
「番号をすでに手放してしまった」「これから米国のサービスを使いたい」という、従来の2つの方法では救えなかった人にとって、有力な新しい選択肢です。筆者は実際に日本国外から取得まで完了できました。以降、この記事ではSailyでの取得・維持を実機ベースで解説します。
Sailyの評判・基本情報はこちら

Sailyのアメリカ電話番号とは?月額US$1.99の仕組み
アプリ内で管理する「携帯番号として扱われる」番号
Sailyの電話番号は、物理SIMではなくアプリとeSIMで管理する米国番号(+1)です。番号はSailyアカウントに紐づくため、機種変更してもログインすれば引き継げます。
購入後に政府発行の身分証による本人確認(KYC)が必須になっている点が、無料のバーチャル番号サービスとの大きな違いです。実測では、この番号でAmazonとWhatsAppのSMS認証を通過できました(詳細は後述)。

料金は「番号維持費」+「国別プラン」の二重構造
ここが最初のつまずきポイントです。Sailyの電話番号の料金は、次の2つで構成されています。
- 番号維持費:月額US$1.99のサブスクリプション(番号を保有する費用)
- 通話・SMSプラン:実際に通話・SMSを使う国ごとのチャージ(例:日本プラン 5分+5SMS/30日間 US$1.99〜)
チェックアウトで国を選択すると両方が合算され、小計US$3.98になります。「月$1.99のはずが4ドル請求される」と混乱しやすいので、この構造は先に押さえておいてください。

通話・SMSプランは121か国から選べる|番号自体はアメリカのみ
誤解しやすいポイントですが、国を選ぶのは「その国で通話・SMSを使うためのプラン」であり、電話番号そのものは常にアメリカ(+1)です。日本を選んでも日本の電話番号がもらえるわけではなく、取得したアメリカの番号を日本国内で使うためのプランが用意される、という仕組みです。プランは日本・イギリス・カナダなど121か国分から選べます(多くはUS$1.99から、国により異なる。全世界プランはUS$5.99から)。

Sailyの国別データプラン一覧

【実測】SMS認証はどこまで通る?3サービスで検証
この記事の核心です。「番号を維持する目的はSMS認証」なのに、実際に認証を試した日本語の情報はほぼ見当たりません。2026年7月9日、発番したばかりの番号(+1 (669) XXX-XXXX)で3サービスを検証しました。
| サービス | 結果 | 備考 |
|---|---|---|
| Amazon.co.jp | ○ 成功 | 米国番号への変更・SMS認証・メイン番号化まで完了 |
| ○ 成功 | 番号変更のSMS認証を通過 | |
| PayPal(日本アカウント) | × 不可 | 入力フォームの時点でエラー(Web版・アプリ版とも) |
Amazon.co.jp|米国番号への変更と認証に成功
日本のAmazonアカウントで「携帯電話番号を変更」から国プルダウンで「US +1」を選択し、Sailyの番号を入力。数秒でワンタイムパスワードのSMSが届き、認証・変更が完了しました。日本のアカウントのまま、メインの連絡先を米国番号にできたことになります。


WhatsApp|番号変更のSMS認証に成功
WhatsAppでは既存アカウントの「電話番号を変更」で検証しました。新しい番号にアメリカ合衆国(+1)を選択すると、6桁の認証コードがSMSで届き、変更が完了。新規アカウント登録も同じSMS認証を通る仕組みなので、米国番号でのアカウント作成にも使える見込みです。


PayPal(日本アカウント)|米国番号は入力時点でエラーに
一方、日本のPayPalアカウントでは登録できませんでした。電話番号の追加画面には国を選ぶプルダウンがなく、「+1」を含めて入力すると「続行するには正しい国コードを入力してください」、数字のみだと「番号が正しくないようです」と、入力の時点で弾かれます。アプリ版でも入力欄が日本の番号形式に自動整形され、11桁の米国番号は最後まで入力できませんでした。
これはSailyの番号の品質の問題ではなく、日本向けの入力フォームが日本の番号形式を前提に作られているためと考えられます。Amazonとの結果の違いはまさにここで、国番号を選べるフォームかどうかが分かれ目でした。なお、米国のPayPalアカウントでは未検証です。
海外ユーザーの検証動画では、Sailyの番号で米国版PayPalの登録・SMS認証に成功したとの報告もあります(筆者未検証のため参考情報です)。

注意|プラン残高ゼロではSMS受信もできない
もうひとつ重要な実測結果があります。番号維持費(月額US$1.99)だけを払い、通話・SMSプランをチャージしていない状態では、SMSの受信すらできませんでした。認証コードの「待ち受け専用」であっても、最安US$1.99からの国別プランが必要です。認証を使う予定がある月は、プラン残高があるかを先に確認しておきましょう。
なお、SMSを数回受信した後もアプリの残量表示は5/5のまま減っていません(受信から1日経過時点)。受信がプラン残量を消費しない仕様なのか、表示の反映が遅いだけなのかは公式の説明文と挙動が一致しないため、Sailyサポートに確認中です。回答が得られ次第、この記事に追記します。
Sailyでアメリカの電話番号を取得する手順【5ステップ】
筆者が実際に取得した流れをそのまま紹介します。所要時間は本人確認まで含めて15分ほどでした。
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Sailyのクーポン・割引情報まとめ

STEP1 アプリの「番号を入手」から進む(Web版は割高になる)
Sailyアプリのホーム画面で「番号を入手」をタップします。
必ずアプリから購入してください。 Web版(公式サイト)から進むと、目的地プランの選択が必須になるうえ、クーポンとSailyクレジットの併用ができず、クレジット還元率もアプリの8%に対して3%に下がります。同じ商品でも、購入ルートで条件が変わります。

STEP2 プランを選びクーポンで15%オフにする
「電話番号を取得」→ 通話・SMSを使う国(目的地)を選択します。すぐに使う予定がなければ「今はスキップ」も選べますが、前述のとおり残高ゼロでは受信もできないため、認証に使うなら最安プラン(5分+5SMS/US$1.99〜)を一緒に購入するのが現実的です。
チェックアウトの「クーポンコードをお持ちですか?」に COCONUTISLAND と入力すると、維持費とプラン代の合計に15%の割引が適用されます。筆者の場合、小計US$3.98がUS$3.38になりました。

STEP3 本人確認(KYC)を完了する
決済後、本人確認に進みます。認証は専門サービスのiDenfyが処理し、書類の発行国で「Japan(日本)」を選択可能。パスポート・運転免許証・身分証明書(マイナンバーカード)から選べます。書類を撮影し、自撮りスキャンをすると自動で審査されます。
筆者はパスポートで実施しました。実は撮影の途中で誤ってアプリを強制終了してしまったのですが、再起動するとバックグラウンドで認証が完了しており、番号がすでに発番されていました。途中で通信が切れても焦らなくて大丈夫です。


STEP4 発番された+1番号を確認する
本人確認が終わると、アプリのホーム画面上部に取得したアメリカの番号(+1 から始まる10桁)が表示されます。この番号がSMS認証や通話に使うあなたの米国番号です。

STEP5 通話・SMSプランをチャージして使い始める
購入したプランには30日間の有効期間があり、使い始めない場合も購入から一定期間で自動的に有効化されます(筆者の画面では2026/08/08と表示)。SMSを受信するには、iPhoneの設定でSailyのeSIM回線をオンにしておく必要があります。アプリに「eSIM回線をオンにしてください」と表示されたら、案内に従って有効化してください。

アメリカ電話番号の維持費を最安にする運用術
使う時だけ「セット契約→解約」が最も無駄がない
月額サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。この仕様を踏まえると、運用は2パターンに分かれます。
- 常時維持型:番号を持ち続けたい人。維持費US$1.99/月+使う月だけプランをチャージ
- スポット型:認証が必要になったタイミングで維持費+プランをセット契約し、用が済んだら解約
1円も無駄にしたくない人にはスポット型が最安です。ただし後述のとおり、解約すると番号そのものを失う点だけは理解した上で選んでください。
クーポンCOCONUTISLANDの適用方法
購入時にクーポン欄へ COCONUTISLAND を入力すると15%オフになります。リンクからブラウザが開いた後でも、購入はアプリに切り替えてクーポンを入力すればOK。アプリならクーポンとSailyクレジット(8%還元)を併用できるため、これが最も条件の良い買い方です。
クーポンCOCONUTISLANDで15%オフ|Saily公式
解約はアプリからいつでも|ただし番号は失われる
プロフィール→購入したプランの画面に「サブスクリプションをキャンセル」ボタンがあり、いつでも解約できます。画面にも明記されているとおり、キャンセルするとその電話番号は利用できなくなります。銀行やAmazonに登録した番号を失うと再認証が面倒になるため、登録先がある間の解約は慎重に判断してください。

Saily電話番号の購入前に知るべき注意点3つ
eSIM非対応スマホでは使えない(決済だけは通ってしまう)
Sailyの電話番号はeSIMとしてスマホにインストールする仕組みのため、eSIM非対応の機種では使えません。注意すべきは、非対応機種でも決済画面まで進めてしまうこと。筆者がeSIM非対応のGalaxy(インドネシア購入端末)で試したところ、チェックアウト直前まで警告なく進めました。購入前に、アプリまたは公式サイトの「デバイスの互換性」で自分の機種を必ず確認してください。
日本の番号を維持したいだけならpovo2.0が安い
目的が「海外在住中に日本の番号・SMSを維持すること」なら、Sailyでアメリカ番号を持つ必要はありません。日本の番号はpovo2.0のような基本料0円のプランで維持するほうが安く済みます。Sailyの米国番号が価値を持つのは、Amazon.comやWhatsAppの米国プロフィールなど、+1の番号そのものを要求される場面です。用途を混同しないようにしましょう。
金融サービスでは登録できない場合がある
実測のとおり、日本のPayPalでは入力フォームの仕様で米国番号を登録できませんでした。銀行・決済・行政系のサービスは、番号の種類やアカウントの国籍を厳格にチェックする傾向があります。「この番号ですべての認証を突破できる」とは考えず、まず使いたいサービスの番号登録画面に国選択(+1)があるかを確認するのが確実です。
米国番号の主な活用シーン
米国番号が役立つ場面はいくつかあります。
- 米国在住・帰国者はほぼ必須:金融・送金系
米国の銀行やクレジットカードのSMS認証は、多くの場合そのサービスの国の電話番号を前提にしています。日本のPayPalのように登録自体ができないケースもあるため、目的のサービスが米国番号に対応しているかを事前に確認してください。 - 米国滞在中なら利用価値が高い:配車・宅配系
Uber・Lyftなど、現地での連絡先として米国番号の登録を求められるサービスです。 - 条件次第で日本からも使える:EC・会員制サービス
Amazon.co.jpのように国選択に対応したフォームでは、日本にいながら米国番号への変更・認証が可能でした(本記事の実測どおり)。 - 米国番号である必要は薄い:メッセージアプリ
WhatsAppなどは番号の国籍を問わず動作するため、米国番号でなくても認証は通ります。今回の実測は「Sailyの番号でも問題なく使える」ことの確認であり、米国番号でなければ使えないわけではありません。
⚠️ 米国番号を登録しても、接続元のIPアドレスが日本のままだと、サービス側が不審なアクセスとして認証をブロックすることがあります。海外サービスを米国番号で使う場合は、番号とIPアドレスの国が食い違っていないかも合わせて確認してください。
Sailyの評判・口コミを見る

Sailyのアメリカ電話番号に関するよくある質問
まとめ|アメリカの電話番号は日本からでも取得・維持できる

Sailyの電話番号機能を使えば、渡米することなく月額US$1.99でアメリカの番号を取得・維持できます。実測ではAmazonとWhatsAppのSMS認証に成功した一方、日本のPayPalには登録できませんでした。万能ではありませんが、「+1の番号が必須のサービスへのアクセスを日本にいながら確保する」という用途では、現時点で最も手軽な選択肢です。
本人確認は日本の免許証やパスポートで数分で完了します。まずはアプリから、クーポンCOCONUTISLANDの15%オフで試してみてください。
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