
「Contact Form 7」は、WordPressで簡単に問い合わせフォームを作成できる人気プラグインです。このガイドでは、初心者でも迷わずに設定・カスタマイズできる方法を解説します!
Contact Form 7とは?
まず始めに、Contact Form 7の特徴や利点について説明します。
Contact Form 7とは?
「Contact Form 7」は、WordPressで利用できる無料の問い合わせフォーム作成プラグインです。世界中で非常に人気があり、多くのWordPressユーザーに愛用されています。このプラグインを使用すると、専門的なプログラミング知識がなくても簡単に問い合わせフォームを作成し、ウェブサイトに設置できます。
Contact Form 7の特徴
- シンプルで使いやすい
- 初心者でも簡単に操作できるインターフェース。必要な項目を選んでフォームを構築できる。
- 柔軟なカスタマイズ
- テキストボックス、チェックボックス、ドロップダウンリストなど、様々なフォーム要素を追加可能。
- フォームのデザインや機能をコードで細かくカスタマイズできる。
- 複数のフォームを作成可能
- 異なる用途のフォームを複数作成し、それぞれ独立して管理可能。
- スパム対策機能
- reCAPTCHA(Google提供のスパム防止ツール)に対応。
- Akismetプラグインと連携してスパムコメントを防ぐ。
- ショートコードで簡単設置
- フォームをショートコードとして発行し、任意のページや投稿に簡単に埋め込み可能。
- 豊富な拡張性
- 他のプラグイン(例えばSMTPプラグインやデータ保存プラグイン)との連携が可能。Contact Form 7専用のアドオンも豊富。

1. 主な用途
- お問い合わせフォーム
- 顧客や訪問者からの質問やリクエストを受け取る。
- 顧客や訪問者からの質問やリクエストを受け取る。
- 申し込みフォーム
- イベントやサービスの申し込み受付。
- イベントやサービスの申し込み受付。
- アンケートフォーム
- フィードバックや調査を収集。
- フィードバックや調査を収集。
- 予約フォーム
- サービスや施設の予約受付。
2. Contact Form 7のメリット
- 無料で利用可能
- 無料で高機能なフォーム作成が可能。
- 無料で高機能なフォーム作成が可能。
- シンプルで使いやすい
- WordPress初心者でも簡単に使えるインターフェース。
- WordPress初心者でも簡単に使えるインターフェース。
- 多彩なカスタマイズ
- HTMLやCSSを利用して、細かいデザインや動作を調整可能。
- HTMLやCSSを利用して、細かいデザインや動作を調整可能。
- 豊富なドキュメントとサポート
- 公式サイトやコミュニティに多くの情報があるため、トラブルにも対応しやすい。

1. 「Contact Form 7」をインストールする
まずはContact Form 7をインストールし、有効化しましょう。
WordPress管理画面のメニューの「プラグイン」「新規プラグインを追加」をクリックする。

プラグインの検索バーに「Contact Form 7」と入力し検索します。
Contact Form 7が表示されたら「今すぐインストール」をクリックします。

インストールが完了すると「有効化」ボタンが表示されるのでクリックして有効化します。

これでプラグインのインストールは完了です。
お問い合わせフォーム設置手順
管理画面メニューに「お問い合わせ」という項目が追加されています。
「コンタクトフォーム」をクリックすると、すでにデフォルトのフォームが作成されています。
このフォームを使うことも可能ですが、新たに「新規追加」をクリックします。

「フォーム」タブにはデフォルトで氏名・メールアドレス・題名・メッセージ本文・送信ボタンが設定されています。必要に応じてフォームフィールドを追加したり、削除したりできます。
タイトルに「お問い合わせ」などわかりやすい名前を入力します。
タイトルは外部公開されませんので、任意のものでOKです。

必要最低限の項目が揃っているので、このままでも使用可能ですが、他にも追加したい情報があれば、ボタンを押してフォームを追加しましょう。
変更をしたら、下にスクロールし「保存」をクリックします。
「メール」タブを開くと、送信先・送信元・題名・追加ヘッダー・メッセージ本文には既にコードが入っています。この部分は、訪問者がお問い合わせフォームを送信したときに、運営者へ届くメールです。
送信先メールアドレスを設定します。以下は参考例です。

- 送信先: 例:0000000@0000000.com (お問い合わせを受け取る運営者のメールアドレス)
- 送信元:[_site_title] <[your-email]> (デフォルトでOK)
- 題名: [_site_title] “[your-subject]” (メールの件名)
- 追加ヘッダー:Reply-To: [your-email](デフォルトでOK)
- メッセージ本文:(デフォルトでOKです。お好みで変更)
- ファイル添付: 何も入力しなくてOK
メッセージ本文は変更しなくても問題ありませんが、お好みで変更します。
デフォルトのメッセージ本文

↓運営者が受け取るメールをなので、メッセージ本文をこのように見やすいように変更します。
変更後のメッセージ本文

この設定により、フォームの送信内容が指定したメールアドレスに届きます。
「メール(2)」を使用にチェックを入れると、お問い合わせしたユーザーに自動返信メールを設定できる機能です。自動返信メールを設定した方が、ユーザーがメールが送信になったのか安心できるので設定をお勧めします。


- 送信先: [your-email] (デフォルトでOK)
- 送信元:[_site_title] <[your-email]> (デフォルトでOK)
- 題名: [_site_title] “[your-subject]” メールの件名「お問い合わせありがとうございます」など
- 追加ヘッダー:Reply-To: [_site_admin_email] メールの返信先
(デフォルトではWordPress管理者のメールアドレスが設定されます) - メッセージ本文:(デフォルトでOKです。お好みで変更)
- ファイル添付: 何も入力しなくてOK
メッセージ本文は変更しなくても問題ありませんが、お好みで変更します。
デフォルトのメッセージ本文

ユーザーが受け取るメールをなので、メッセージ本文をこのように見やすいように変更します。
変更後のメッセージ本文

メールフォーム を設置した後に、実際にメールフォームに入力してメール通知のテストを行います。
意図した通りに動作していれば完了です。
3. お問い合わせフォームを固定ページに設置する
フォーム編集画面の上部にショートコードが表示されます。
例:
このコードをコピーします。

ダッシュボード「固定ページ」より「新規固定ページを追加」をクリックし編集または作成します。

「タイトルを追加」に「例: お問い合わせ/メールフォーム 」などタイトルを入力します。
そして、「➕」から「すべて表示」をクリックしブロックエディタを表示します。

ブロックエディタより「Contact Form 7」を検索またはスクローズして探しクリックします。

「Contact Form 7」をクリックすると下記のようなフォームが設定されるので、枠内をクリックし、先ほどコピーしたショートコードを貼り付けます。
例:


固定ページを保存して公開します。
ただ、このままではお問い合わせフォームがどこにあるのか分からないので、以下にある「5.お問い合わせページをヘッダーとフッターに追加する方法」の操作が必要です。
4. フォームを確認する
ショートコードを貼り付けたページをブラウザで確認し、フォームが正しく表示されているかチェックしましょう。

フォームに入力して実際に送信し、送信確認メールが正しく届くかテストします。
管理者宛てメール

ユーザー宛てメール

送信後、問い合わせメールが届いているかメールを確認します。
テストメールを確認し、訂正箇所があれば訂正します。
5.お問い合わせページをヘッダーとフッターに追加する方法
1. ヘッダーにお問い合わせリンクを追加する
Cocoonテーマでは、ヘッダーメニューやカスタムコードを使用してリンクを追加できます。
ダッシュボードメニューの「外観」「メニュー」をクリックします。

「メニュー名」を入力し「メニューを作成」をクリックし保存します( Menu、メニューなど)

「固定ページ」から「お問い合わせ」ページを選択し、「メニューに追加」し表示したい「メニューの位置」にチェックを入れ、「メニューを保存」をクリックします。

ヘッダーメニューにチェックを入れればヘッダーに、フッターメニューにチェックを入れればフッターに表示されます。
お問い合わせページをサイドバーに追加する方法
WordPress管理画面の「お問い合わせ」 「 コンタクトフォーム」より
ショートコードをコピーします
(例:
)

管理画面の「外観」「 ウィジェット」に移動します。

サイドバーエリアを選択し、「カスタムHTML」ウィジェットをドラッグ&ドロップで右側の「サイドバー」に追加します。

「カスタムHTML」のプルダウンを開き、編集画面にタイトルを入力し、「内容」に先ほどコピーしたショートコードを貼り付けます。
(例:
)

内容を確認し、「保存」ボタンをクリックします。
サイトの任意のページを開き、サイドバーにフォームが正しく表示されているか確認します。

これでContact Form 7の設置が完了です!
必要に応じて、フォームのデザインや機能を追加でカスタマイズしてください。
Contact Form 7でeCAPTCHAを設定しスパム対策
お問い合わせフォーム「Contact Form 7」を使っていると、スパムメールに悩まされることがありますよね。「Contact Form 7」と「reCAPTCHA」を組み合わせれば、スパムメールを大幅に減らすことができます。まだ設定していない方は、この機会にぜひ導入してみてください!
reCAPTCHAの設定方法は以下の記事にて解説しています。