
モルディブへの入国には「IMUGA(イムガ)」登録が必須です。この記事では、登録の手順から必要書類、注意点までを2025年最新情報に基づいて詳しく解説。初めての方でも迷わず完了できるよう、実際の画面を使って分かりやすく説明しています。出発前にしっかり準備して、現地での入国手続きをスムーズに進めましょう。
IMUGA登録はいつから?申請期間と最適なタイミング

IMUGA登録は、モルディブ到着予定時刻の96時間前(到着日を含む)から可能です。
これより早く登録しても無効になるため、出発の24〜48時間前 に申請を済ませておくのが最も確実です。
登録完了後に発行されるQRコードは、空港の入国審査で提示を求められる場合もあります。
通信環境の不具合やメール未着のリスクもあるため、QRコードはスマートフォンに保存し、印刷版も持参しておくと安心です。
モルディブ入国に必要なもの

モルディブ入国時には、以下の4点を必ず準備しておきましょう。
いずれも入国審査時に提示を求められる場合があります。
- パスポート:残存有効期限が1ヶ月以上必要です。
※在モルディブ日本国大使館による公式情報。
ただし、6ヶ月以上の余裕をもっておくことを強く推奨します。
また、機械読取領域(MRZ)付きのパスポートが必須です。 - 往復航空券:出入国のスケジュールが確認できるeチケットまたは予約控え。
- 宿泊先予約確認書:滞在先ホテルまたはゲストハウスの予約証明(英語表記)。
- IMUGA登録:入国の96時間前から申請可能。登録後に発行されるQRコードをスマホに保存、または印刷しておきましょう。
現在、日本で発行されているパスポートはすべて機械読み取り式(MRZ対応)です。
2006年以降はICチップに生体情報を記録したIC旅券(eパスポート)が導入され、偽造防止が強化されています。
特別な手続きは不要なので、通常の日本パスポートをお持ちであれば問題ありません。
モルディブ入国時の制限事項
モルディブは観光客に寛容な国ですが、持ち込み禁止品には厳しい規制があります。以下の物品は一切持ち込めません。
- 酒類・アルコール製品
- 豚肉およびその加工品
- 銃器・弾薬・薬物(ドラッグ)
- 電子たばこ・加熱式たばこ製品(2024年11月15日より禁止)
- ※紙巻きたばこ200本/葉巻25本/刻みたばこ250gまでが上限です。
- 犬・危険動物類
また、ドローンの持ち込みも制限されています。
個人利用であっても宿泊ホテルまたは地方議会の許可が必要です。
商業撮影の場合は国営アートセンターの承認が求められます。
(参照:駐日モルディブ大使館 公式サイト)
モルディブ出国時の注意点
2024年8月15日以降、出国時のIMUGA登録は不要になりました。
ただし、出国時にも以下の持ち出し禁止品にご注意ください。
- 貝殻・砂・黒サンゴなどの自然物(加工品を除く)
- 魚・亀・珊瑚などの野生生物や標本類
これらを所持していると、没収・罰金・刑事罰の対象になることがあります。
通関に関する最新情報は、モルディブ税関公式サイトをご確認ください。
https://www.customs.gov.mv/
モルディブ旅行のネット環境とおすすめeSIM

長時間のフライトを終え、モルディブ到着後にWi-Fiを探したり、SIM設定で時間を取られるのは避けたいもの。現地では「Dhiraagu(ディラグ)」と「Ooredoo(ウーレドゥ)」の2社が主要キャリアですが、
料金はやや高めで、20GBで約40USD(約6,000円)と割高です。
そのため、出発前にeSIMを準備しておくのが断然おすすめです。
設定は数分で完了し、現地到着と同時に通信をスタートできます。
モルディブのWi-Fi事情
リゾートホテルやゲストハウスではWi-Fiが提供されていますが、
「部屋によって繋がりにくい」「通信速度が遅い」「接続制限あり」といった声も多いです。
また、空港やローカル島のフリーWi-Fiはセキュリティが脆弱で、個人情報の漏洩リスクがあります。
登録や決済などを行う場合は、VPN(NordVPNなど)を併用しましょう。
モルディブ対応のおすすめeSIM比較
モルディブ滞在中のネット環境を快適にするなら、海外対応eSIMの利用が最も便利です。
アプリから数分で設定でき、到着と同時に通信がスタートします。
| サービス名 | 容量プラン例 | 料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Airalo(エアロ) | 20GB(10日間) 30GB(30日間) | $40 $50 | 世界200以上の国に対応。アプリ操作が簡単。 |
| Saily(セイリー) | 1GB(7日間) | $14.99 | NordVPN開発元によるVPN内蔵eSIM。公共Wi-Fiでも安心。 |
| Nomad(ノマド) | 1GB(7日間) 3GB(30日間) 5GB(30日間) 10GB(30日間) | $17 $25 $35 $55 | 少量データ・短期利用に最適。日本語対応・手続きも簡単。 |
日本で登録を済ませ、現地はストレスフリーに
IMUGA登録は日本の安定した通信環境で完了させ、
現地では「Airalo」や「Saily」などのeSIMを使えば、到着直後から快適にインターネットが使えます。ホテル移動や離島フェリーの待ち時間も、途切れず安心です。
\Airaloなら、到着直後から通信OK。登録もアプリで簡単!/

IMUGAとは?登録が必要な理由

モルディブ入国の際に必ず行うのが、IMUGA(イムガ)登録です。
IMUGAとは、モルディブ政府が運営するオンライン旅行者申告システムで、入国審査を円滑に行うために導入されました。
かつては紙の入国カードを機内で配布していましたが、現在はこのIMUGAに完全移行しています。
IMUGA公式サイト:https://imuga.immigration.gov.mv
IMUGAで申告する内容と事前準備
IMUGAでは、入国審査に必要な情報をオンラインで事前登録します。
登録の際は 顔写真(正面・6MB以下) と 受信可能なメールアドレス(QRコード送付先) を用意しておきましょう。
登録自体は10〜15分ほどで完了しますが、スムーズに進めるために以下を手元に用意しておきましょう。申告内容は次のとおりです。
- パスポート情報(氏名・生年月日・有効期限など)
- 渡航目的(観光・ビジネスなど)
- フライト情報(便名・到着日・PNR番号)
- 滞在先(ホテル・ゲストハウス名など英語表記)
- 健康状態(黄熱病など感染症に関する申告)
- 税関申告(持ち込み品や電子機器など)
これらの情報は入国審査官が到着時に照会できる仕組みになっています。
登録後に発行されるQRコードを提示することで、審査がよりスムーズに進みます。
登録が必要な理由
IMUGA登録は、入国審査の効率化と安全管理のために義務化されています。
以前は空港で紙の申告書を提出していましたが、現在はオンラインでの事前登録が必須です。
登録を忘れると、入国審査で時間がかかったり、再申請を求められることがあります。
IMUGA導入の背景
IMUGAは2020年代初頭に運用が開始され、
新型コロナウイルスの影響で健康情報の事前申告が必要になった時期から、
入国管理のデジタル化が一気に進みました。
現在では、観光客の入国データを安全かつ効率的に管理する主要システムとして定着しています。
IMUGA登録のやり方(ステップバイステップ)
モルディブ入国に必要なIMUGA(イムガ)の登録方法を、実際の画面を使ってわかりやすく解説します。スマホでもパソコンでも手順はほぼ同じです。登録自体は15分ほどで完了します。
- IMUGA(旅行者申告書)は、モルディブ到着の96時間前(到着日を含む)以内に記入が必要です。
- 公式サイトで必要事項を入力し、登録を完了させます。
- 登録後に表示されるQRコードは、入国時に提示を求められる場合があるため必ず保存しておきましょう。
必ず公式サイト (https://imuga.immigration.gov.mv) にアクセスします。
類似URLの詐欺サイトに注意してください。
公式IMUGAポータルからフォームを提出する場合、料金はかかりません。
トップページ下部の Traveller Declaration → Submit Declaration をクリックします。
Browse to upload をクリックし、パスポート写真をアップロードします。
明るい場所で撮影し、文字や顔写真がはっきり見えるものを使用してください。
Purpose of visit から該当する目的を選択します。
観光の場合は Holiday を選択し、NEXT をクリックします。
氏名・生年月日・国籍などの Personal Details を入力します。
パスポート写真から自動反映された情報に誤りがないか確認し、顔写真(6MB以下)もアップロードしてください。
出発国、到着空港、到着日、フライト番号、PNR(予約番号)、滞在期間、宿泊施設(英語表記)などを入力します。
日付はYYYY-MM-DD形式で入力します。
PNRは航空会社・予約サイトの控えに記載されています(6桁の英数字)。
過去6日間に黄熱病流行国へ渡航していない場合は「NO」を選択します。
該当がある場合は「YES」を選び、必要項目を入力してください。
受託手荷物の数を入力し、持ち込み禁止・制限品がなければ「NO」を選択します。
アルコール・電子タバコ・ドローンなどを持ち込む場合は必ず申告してください。
モルディブでは、ドローンの持ち込み・使用に事前許可が必要です。
個人利用でも、宿泊予定のホテルまたは地方議会の承認を得なければなりません。
商業撮影の場合は、国営アートセンターへの申請(info@nca.gov.mv)が必要です。
参照:在モルディブ日本国大使館 よくある質問
すべての入力を確認してSubmit。登録完了後、QRコードが表示されます。
スマートフォンに保存し、オフラインでも提示できるようプリントアウトしておくと安心です。
登録完了メールにもQRコードとTokenが記載されています。
このトークン番号で内容修正も可能です(IMUGA公式サイトの「Edit Declaration」から)。
IMUGA登録が完了したら、次は通信準備!
空港でQRコードを表示するためにも、安定したネット環境が大切です。
IMUGA登録内容を修正する方法(Edit Token)
入力内容を間違えても、IMUGAでは簡単に修正できます。
間違えた申請を削除・キャンセルする必要はありません。
以下の手順で、正しい情報に更新しましょう。
IMUGAトップページ上部のメニューから「Traveller Declaration」をクリックします。
登録済みの申請を編集する画面が表示されます。
表示された一覧の中から「Edit Declaration」をクリックします。
申請済みのデータを修正するページへ移動します。
登録時に届いたメールの下部にある「Edit Token」欄に記載された英数字を入力します。
同時にパスポート番号も入力し、「Confirm(確認)」をクリックします。
修正が完了したら再度「Submit」し、QRコードを取得します。
修正後の登録情報が正しく反映されていることを確認してください。
- 「Edit Token」は登録完了メールの下部にあります。
- 新しく申請を作り直す必要はありません。
- QRコードも再発行されるので、最新版を保存しましょう。
最新情報の確認方法

モルディブの入国条件や IMUGA の登録手順は、予告なく変更されることがあります。
本記事の内容は2025年11月時点の情報をもとにしていますが、渡航前には必ず 公式サイトや大使館の最新情報 をご確認ください。
・IMUGA 公式発表ページ:
https://www.immigration.gov.mv/maldives-streamlines-departure-process-for-outbound-travellers/
・IMUGA 申請サイト(公式):
https://imuga.immigration.gov.mv/
・在モルディブ日本国大使館:
https://jp.mdvmission.gov.mv/index.php/ja/
旅先の安全も忘れずに。
公共Wi-Fiを利用する際は、VPNで通信を保護するのが安心です。
よくある質問(FAQ)
IMUGA登録中に困った時や、よくある質問について解説します。
本ページからリンクしている IMUGA 関連サイトは、モルディブ政府が提供する正規の公式URLを確認済みです。
ただし、個人情報やクレジットカード情報を入力する際は、必ずご自身でURL(アドレスバー)を再確認してください。
「https://imuga.immigration.gov.mv/」以外のドメインを使用したサイトや、似た名称のページには十分ご注意ください。
当サイトは、皆さまの安全で快適なモルディブ旅行を心よりサポートいたします。
出発前のIMUGA登録とネット環境の準備で、旅はもっと快適に。
Airaloなら、アプリで数分。日本出発前に設定しておけば、到着後すぐ通信OK。
まとめ|IMUGA登録と事前準備でスムーズに入国
モルディブ入国に必要なIMUGA登録の手順や注意点を、公式情報に基づいてわかりやすくまとめました。この記事では、申告内容や登録方法、QRコード取得までの流れを画像付きで詳しく解説。さらに、現地の通信事情やAiralo eSIMなどの便利なネット環境の整え方も紹介しています。事前準備をしっかり行えば、入国審査もスムーズ。最新情報を確認し、安心してモルディブの旅を楽しみましょう。

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