
「モルディブ=高級リゾート」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか? たしかに一泊数十万円の水上ヴィラも存在しますが、実は1泊3,000〜5,000円台のゲストハウスに泊まり、個人手配でローカル島を中心に旅をすれば、モルディブは格安でも楽しめる旅行先になります。この記事では、2025年最新の節約術やおすすめの島、ホテル予約のコツなど、モルディブを“お得に楽しむ方法”を徹底解説します!
モルディブってどんな国?基本情報まとめ
インド洋に浮かぶ美しい島々、モルディブ。紺碧の海と白い砂浜、そして個性豊かなリゾートの数々は、世界中の人々を魅了してやみません。インドとスリランカの南西約675kmに位置するこの国は、26もの環礁、約1,192もの島々から成り立っており、そのうち約200の島で人々が暮らし、160以上の島が贅沢なリゾートとして開発されています。

日本との時差は4時間(UTC+5)。日本が正午の時、モルディブは午前8時です。そして、日本国籍の方であれば、30日以内の観光目的の滞在にはビザは不要。ただし、パスポートの有効期限が6ヶ月以上残っている必要がありますので、事前に確認しておきましょう。
現地通貨
現地で使用される通貨はモルディブ・ルフィヤ(MVR)です。しかし、リゾート島では米ドル(USD)が広く利用されており、ほとんどの場合、米ドルでの支払いが可能です。 マーレの商店やお土産店、ローカル島ではルフィヤが使われることが多いですが、観光客は米ドルを持っていれば基本的に困ることはありません。チップの習慣もありますので、少額の米ドル紙幣を用意しておくと便利でしょう。

🏙 首都とアクセス

旅の玄関口となるのは、首都マーレに位置するマレヴェラナ国際空港(Male Velana International Airport)。人口約13万人、面積約5.8㎢の活気ある首都マーレ、マレ国際空港からフェリーで市街地へアクセスできます。そして観光の拠点として近年発展が著しい人工島フルマーレが、モルディブの旅の始まりを彩ります。
💬 言語・宗教・文化
現地では「ディベヒ語」が話されていますが、観光地では英語が広く通じるので安心です。ただし、モルディブはイスラム教を国教とする国。特にローカル島では、その文化への理解と配慮が大切です。公共エリアでの服装マナー(肩や膝を覆うなど)やアルコールの持ち込み・飲酒は禁止(リゾート島では提供あり)されている点には注意が必要です。
🏝️リゾート島とローカル島
モルディブの島々は大きく分けて、プライベートな空間を提供する「リゾート島」と、地元住民の生活や文化に触れることができる「ローカル島」の2つのタイプがあります。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
🏖️リゾート島
1つの島に1つのリゾートホテルがあるスタイルが一般的です。そのため、プライベート感と静けさを重視した空間で、ゆったりと過ごすことができ、ハネムーンや家族旅行など特別な時間を過ごすのに最適な環境です。高級リゾート、カジュアルリゾート、大人向けリゾートなど、様々なリゾートがあります。高級水上ヴィラ(1泊$300~$1,000 USD以上)SPA、リゾート内ではアルコールが提供されます。
🌴ローカル島
地元の人々が実際に生活している島です。モスク、学校、市場などがあり、モルディブの文化(モスク、伝統料理マスフニなど)や暮らしを身近に感じることができます。リゾートホテルに比べて、比較的リーズナブルな価格で宿泊できるゲストハウスが多くあります。ローカル島はイスラム文化が強く、公共エリアでの水着禁止(ビキニビーチ除く)、アルコール不可。
モルディブ空港からローカル島へ!スムーズな移動のための予約
「モルディブの美しいローカル島へ、自分のペースで旅したい!」と個人手配でモルディブを訪れたものの、
ヴェラナ国際空港(MLE)に降り立った瞬間から交通手段の手配に戸惑ってしまった…そんな経験はありませんか?または、初めてのモルディブ、どうやって行ったら良いのかわからない…。
実は、モルディブのローカル島への移動は、日本のように現地で簡単にチケットを買って乗れるとは限りません。特にスピードボートは、事前予約なしでは乗り場すら分からず、途方に暮れてしまう可能性も。
スムーズに目的地へたどり着くための具体的な方法と注意点を解説します。

1. モルディブのローカル島移動は事前予約が必須
モルディブのローカル島への移動は、事前に宿泊施設と連携して手配しておくのが重要です。
- 基本はホテル連携
ほとんどのゲストハウスやローカル島のホテルは、空港からの送迎スピードボートの手配を行ってくれます。予約が完了したら、すぐにホテルに到着便の詳細(便名、到着時間)を伝え、「スピードボートの送迎をお願いしたい」と英語でメッセージを送りましょう。 - 「何時に対応可能か」の事前確認の重要性(深夜便対策)
特に注意が必要なのが、深夜便で到着する場合です。ローカル島へのスピードボートは夜間運航していない場合や、追加料金が発生することがあります。必ず宿泊先に「深夜到着の場合、何時にスピードボートの手配が可能か」を確認しましょう。もしその日の移動が難しい場合は、空港近くの「Hulhumale」や「Male」で一泊することを検討する必要があります。 - 返信が遅い・曖昧な場合の心構え
モルディブのゲストハウスは、日本のような迅速な対応が期待できない場合もあります。
すぐに返信が来なくても焦らず、ある程度の時間的な余裕を持ってやり取りを進めることが大切です。
急な返信や完璧な英語を期待せず、根気強く、丁寧にやり取りすることが大切です。
Could you please arrange a speedboat transfer for us from the airport to [あなたの目的の島名] on [到着日]? ([到着日]に空港から[あなたの目的の島名]までスピードボートでの送迎を手配していただけますか?)
Our flight details are [便名] arriving at [到着時間].
(私たちのフライトの詳細は [便名] に [到着時間] に到着します。)
Could you also let us know the meeting point at the airport, the departure time, and the cost per person? (空港での集合場所、出発時間、1人あたりの料金も教えていただけますか?)
2. 空港から首都マーレへの移動手段
ローカル島への最初のステップとして、ヴェラナ国際空港から
首都マーレ(Male)へ移動する必要がある場合もあります。
- 公共フェリー
これが最も安く、便利な移動手段です。空港を出てすぐの場所にチケット売り場(料金:15MVR)と乗り場Ferry to Maleと記載があり、約10分でマーレに到着します。15分おき程度で頻繁に運航しています。 - バス
料金はフェリーより若干安いですが、バス停の位置が分かりにくいという難点があります。所要時間は約13分です。 - タクシー: 最も早く(約10分)到着できますが、料金はやや高くなります。
マーレのフェリーポートから宿泊するホテルまでの距離も考慮しましょう。近いホテルなら徒歩で移動できますが、少し離れている場合はタクシーを利用する必要があります。往復のタクシー代を節約したいなら、フェリーポート近くのホテルを予約するのが賢明です。
3. 空港・マレからのスピードボート移動

私の目的地、Guraidhooへの移動について、事前に宿泊施設に確認した情報は以下の通りでした。
スピードボートは、通常、早朝(6:00頃)から夜遅く(22:00頃)まで運行していますが、宿泊施設や 手配業者 によっては24時間対応可能な場合もあります。
- 空港からGuraidhooへ
事前予約すれば、空港まで迎えに来てくれます。
スピードボートの料金はホテルに到着後に米ドル(USD)で支払いました。($25 USD) - 乗り場
スピードボート乗り場は「Jetty No.6」から出発します。しかし、空港にはJettyの番号表示が分かりにくい場所もあったので、事前に宿泊施設に正確な場所を詳しく聞いておくことを強くおすすめします。
参考までに、他の島へのスピードボート料金の一例です(2025年時点の情報です。変動する可能性があります)
Dhiffushi:$35 | Guraidhooi:$25 | Mahibadhoo:$36 |
Maafushi:$25 | Dhigurah:$65 | Thulusdhoo:$25 |
人気のローカル島、「Maafushi」へのスピードボートや、ツアーは、「iCom TOURS」などのオンラインプラットフォームで事前に予約することも可能です。
iCom TOURS:https://icomtours.com/
公共フェリー(MTCC運営)を活用する

時間に余裕があり、費用を抑えたい場合は、公共フェリー(MTCC運営)も選択肢の一つです。MTCCの公式サイトで最新の運行スケジュールを確認できます。
(ラマダン期間中は運行時間が異なる場合があるので注意が必要です)。
例えば、Guraidhooからマーレへの公共フェリーは、金曜日を除く毎日07:00に出発し、所要時間は約2時間、料金は30MVRと非常に安価です。時間に余裕があればフェリー、効率重視ならスピードボートがおすすめです。
MTCC:https://mtcc.mv/
チケット売り場:MTCCフェリーターミナル内でチケットを購入できます。
乗車場所:フェリーの乗り場は、チケット売り場からすぐ近くにあります。
航空券:時期と航空会社で大きく差が出る

モルディブの玄関口・マレヴェラナ国際空港(MLE)へは、マレーシアやスリランカ経由でのアクセスが主流。往復で6〜8万円ほどが相場ですが、時期によっては5万円台のセールもあります。
おすすめ予約サイト:
- Trip.com: https://www.trip.com
- Skyscanner:https://www.skyscanner.jp/
宿泊費:ゲストハウスなら1泊3,000円台も

ローカル島には、1泊3,000〜5,000円程度の清潔で快適なゲストハウスがたくさんあります。 水上ヴィラは高額ですが、節約派にはゲストハウスが最適!
おすすめ予約サイト:
- Agoda:https://www.agoda.com/
- Booking.com:https://www.booking.com/
食費:ローカル食堂なら1食500円〜800円
ローカルのカフェや食堂では、カレーやロティ、サンドイッチなどが500〜800円で楽しめます。 リゾート価格とはまったく別世界!魚とココナッツ主体の素朴な伝統料理マスフニやロシ、ガルディヤ、マス・ロシなど日本人の口にも合うので是非試してみてください。

どの島を選ぶ?おすすめローカル島7選と特徴・費用
モルディブといえば高級リゾートのイメージですが、実はローカル島に滞在すれば格安でモルディブの海を満喫できます。ローカル島滞在の魅力は、その価格だけではないのです。あなたが何をしたいかによって、最適な島を選ぶことができるのも大きなポイント。
そんな多様な魅力を持つモルディブのローカル島の中から、特におすすめの7つの島を厳選してご紹介。

🌴Dhigurah(ディグラ):ジンベエザメと出会える自然豊かな島
ディグラ島は、観光地化されすぎておらず、静かで落ち着いた雰囲気を持っています。ジンベエザメが一年中生息しているアリ環礁(Alif Dhaal Atoll)の南部に位置する、南北に細長い島です。ディベヒ語で「長い島」という意味の通り、全長約3kmと、モルディブのローカル島の中では比較的大きな島です。
- アクセス:マーレから国内線+スピードボート、または直行スピードボート(約2時間/$65 USD程度)
- おすすめツアー:ジンベイザメと一緒に泳ぐシュノーケリングツアーが多数催行されています。
南アリ環礁はマンタレイの生息地としても知られています。周辺には美しい珊瑚礁や多様な海洋生物が生息するダイビングスポットが多数 - ビキニビーチ:広くて静か、人が少なくてリラックスできる◎
🌴Thulusdhoo(トゥルスドゥ)サーファーの楽園
サーフィンの聖地として有名。カジュアルで若者に人気。北マーレ環礁(North Male’ Atoll)に位置し、メインのサーフシーズンである5月から10月にかけて、比較的安定して質の高い波が期待できます。特に7月から9月にかけては、大きな波が入りやすく、エキスパート向けのコンディションとなります。
- アクセス:マーレからスピードボートで約30分($25 USD)
- おすすめツアー:サーフィン以外にも、シュノーケリング、ダイビング、釣りなど、様々なマリンアクティビティを楽しむことができます。
- ビキニビーチ:小さめだがきちんと整備されている
🌴Guraidhoo(グライドゥ):静かな海辺とローカル体験
観光客が少なく、のんびり過ごしたい旅行者に向いています。
南マーレ環礁(South Malé Atoll)に位置する、比較的大きなローカル島です。首都マーレからはスピードボートで約40分程度でアクセスできます。
- アクセス:マーレからフェリーで約2時間、またはスピードボートで約40分($25USD)
- ツアー:サンドバンク(砂洲)ピクニック、マンタシュノーケル、ドルフィンウォッチ、ホエールシャーク、ローカルな釣り体験も可能です。ローカル運営の格安ツアーや、ダイビングも。
- ビキニビーチ:島の端に整備されたビキニビーチがあり、無料でチェアが設置されています。白砂と青い海が広がる。水着OKで快適に日光浴ができる◎
▶ 実際に泊まった筆者の体験談もあり:ローカルの人々が親切で、ご飯もおいしくコスパ抜群でした。
🌴Maafushi(マーフシ):観光客向け施設が充実
Maafushi (マーフシ) 島は、モルディブのカーフ環礁(Kaafu Atoll)に位置する、観光客に非常に人気のあるローカル島の1つで、ゲストハウスや、アクティビティ、お土産ショップも充実。
観光客向けの島なので、ゆったり過ごしたい人より、アクティビティを楽しみたい人向け。
- アクセス:マーレからスピードボートで約30分($25USD)
- ツアー:モルディブらしい体験全部入り!ジンベエザメツアー、水上スポーツ、ナイトフィッシング、体験ダイビング、サンドバンクへのツアー、などのアクティビティも格安で申し込み可能(30〜100ドル程度)
- ビキニビーチ:大型で設備の整ったビキニビーチあり。ビーチベッドやカフェもあり、快適に過ごせる
▶ 初心者でも安心な英語対応ツアー会社も多く、観光客に慣れているのが魅力。
🌴Dhiffushi(ディフシ):小さくてフレンドリー
北マーレ環礁(North Malé Atoll)の東端に位置する、比較的小さなローカル島です。島民のフレンドリーさが印象的。比較的小さな島なので、昔ながらの、のんびりとした島暮らし体験ができます。
- アクセス:マーレからスピードボートで約45分($35 USD)
- おすすめツアー:マンタポイントスノーケル、ピクニックアイランド訪問。周辺にはいくつかのダイビングスポットがあります。カヌーやSUP、ローカルな釣り体験も可能です。
- ビキニビーチ:白砂が広がり、透明度の高い海と白い砂浜が魅力で、リラックスした時間を過ごせます。
🌴Himmafushi(ヒマフューシ):空港から近い!
北マーレ環礁(North Malé Atoll)に位置する、比較的小さなローカル島です。首都マーレからはスピードボートで約20~30分程度と、非常にアクセスが良い場所にあります。時間がない人や短期旅行におすすめ。のんびりとした雰囲気で素朴な暮らしが体験できる
- アクセス:マーレやフルマーレから非常に近く、移動の時間を短縮したい旅行者にとって便利です。空港からのアクセスも比較的容易です。マーレからスピードボートで約20分($10〜25 USDボートにより異なる)
- おすすめツアー:シュノーケリング、フィッシング、サンドバンクツアー、カヤック、ダイビング、近くに有名なサーフポイントであるジェイルブレイクス (Jailbreaks) があり、サーファーにも人気です。
- ビキニビーチ:こぢんまりしているが静かで過ごしやすい
ジンベエザメに最も出会える奇跡の島:Dhigurah(ディグラ)

モルディブで最もジンベエザメを高確率で見られる島として有名なのが、「Dhigurah」です。
- 「ジンベエザメ街道」:南アリ環礁のジンベエザメ回遊ルートに面しており、遭遇率が非常に高い
- 南アリ環礁海洋保護区(SAMPA):一年中ジンベエザメが現れる海域の東端に位置
- ジンベエザメシュノーケルツアーが豊富で、経験豊富なガイドが案内してくれる
👉 毎日のようにツアーに参加可能!他の島からアクセスするより圧倒的に効率的で遭遇率も高め◎
マンタに会いたいなら?ハニファル湾がベスト!

モルディブでマンタが最も多く見られるシーズンは一般的に雨季にあたる5月〜11月、特に6月〜10月の満月・新月前後が遭遇率が高まると言われています。これは、雨季に南西モンスーンの影響でプランクトンが豊富になり、それを求めてマンタが集まるためです。
マンタが特に多く見られる場所として有名なのは、バア環礁にあるハニファル湾(Hanifaru Bay)です。
ここはユネスコの生物圏保護区にも指定されており、「ぐるぐるマンタ」と呼ばれる、多い時には100匹以上のマンタがプランクトンを捕食する圧巻の光景を見ることができます。ハニファル湾でのマンタのベストシーズンは、特に7月から9月頃の満月と新月の前後と言われています。
ハニファル湾へのアクセスに便利な島
- Dharavandhoo(ダラバンドゥ):バア環礁の玄関口で、国内線空港もありアクセス抜群
国内線(20分 片道$110/往復$165) / スピードボート(2時間30分 片道$65) - Goidhoo(ゴイドゥー):バア環礁に位置するローカル島で、ハニファル湾へのアクセスも可能。
- 高級リゾート:Four Seasons Landaa Giraavaru、Dusit Thani Maldives、Amilla Maldives Resort and Residences など、ハニファル湾へのツアーを提供しているリゾートが多数あります。
👉 雨季にバア環礁を狙えば、圧巻のマンタ乱舞に出会えるチャンス大!
観光アクティビティ:ツアー参加で割引あり

モルディブの魅力は、美しい海でのアクティビティも欠かせません。ゲストハウスや現地のシュノーケルショップで様々なツアーが提供されており、手軽に参加することができます。参考までに、一般的なシュノーケルツアーの価格帯をご紹介します。複数人で申し込むとさらにお得に!
ゲストハウス主催の近隣ツアー(Guraidhoo)
地元を知り尽くした案内人が、手軽な価格で穴場のシュノーケルポイントへ連れて行ってくれる、手頃な価格で、気軽に近場の海を楽しめます。
- フィッシングツアー:$20 USD〜
- シュノーケルツアー:$20 USD〜
シュノーケルショップ主催のツアー参考価格
- ジンベイザメ (Full Day): $110 USD
一日かけて、ジンベイザメとの遭遇を目指す人気ツアーです。 - シャーク、スティングレイ、ローカル島、タートルポイント (Half Day): $60 USD
半日で様々な海洋生物との出会いや、ローカルな雰囲気を楽しめます。 - ドルフィン、ナースシャーク、ローカル島 (Day Trip): $65 USD
イルカウォッチングと、穏やかなナースシャークとのシュノーケル、ローカル島観光がセットになったプランです。
これらのツアーには、通常シュノーケルセット(マスク、シュノーケル、フィン)のレンタル料金が含まれています。ただし、ロングフィンのレンタルを希望する場合は、別途料金がかかることが多いようです。

【重要】ツアー料金と催行に関する補足
ツアーの料金は、一般的に島からのポイントまでの距離に比例します。そのため、目的のシュノーケルポイントに近い島に滞在している場合、ツアー料金も比較的安く済む傾向があります。
また、海のコンディションもツアーの体験を大きく左右します。その日の天候や潮の流れによって、最適なシュノーケルポイントや見られる魚の種類が変わるため、現地のツアー会社 やスタッフと相談しながらプランを決めるのがおすすめです。彼らはその日のベストスポットを知っています。
そして、ローカル島でのツアー参加で特に注意しておきたい点があります。旅行者が多い人気の島(例:マーフシなど)では、毎日のように様々なツアーが催行されていますが、旅行者が比較的少ない島では、参加人数が一定数に達しないと、予定されていたツアーがキャンセルされてしまうことがあります。
宿泊先のゲストハウスで翌日のシュノーケルツアーを申し込んだものの、当日になって「人数が集まらなかったため、今日のツアーは中止になった」と告げられることが何度かありました。
そのため、島に到着したら、できるだけ早めに現地のツアー会社 やゲストハウスに問い合わせ、参加したいツアーの予約状況を確認し、可能であればすぐに予約を入れてしまうことを強くおすすめします。特に、滞在期間が短い場合は、早めの行動が肝心です。
モルディブの美しい海を、逃すことなく満喫するために、これらの情報をぜひ参考にしてください。
ツアーに参加する際は、 ツアー会社の指示をしっかりと守り、安全に配慮しましょう。それから、モルディブは日差しがとても強いので、日焼け対策や水分補給も忘れずに行って、美しいモルディブの海を、存分に満喫してください。
格安でも楽しめる!おすすめアクティビティ

ローカルフェリーで巡る島々!アイランドホッピングのすすめ
モルディブのローカル島の魅力を満喫するなら、ローカルフェリーを利用したアイランドホッピングがおすすめです。私が滞在したGuraidhooからも、ローカルフェリーを使って近隣の島々を巡ることができます。
例えば、Guraidhooから漁業と手作りのボートで有名なGulhi(グリー)島までは、ローカルフェリーで片道わずか「22MYR」という手頃な価格でアクセス可能です。ちなみに、首都マーレまでは30MYRで行くことができます。
Guraidhooを起点としたアイランドホッピングのルートとしては、以下のようなプランが考えられます。
- Guraidhoo → Maafushi → Gulhi → Male
人気のローカル島であるMaafushiを経由して、GulhiやMaleへと足を伸ばすことができます。それぞれの島で異なる雰囲気や文化、アクティビティを楽しむことができるでしょう。

Guraidhoo発 ローカルフェリー時刻表
Guraidhooから近隣のローカル島へのローカルフェリーは、土、日、火、水、木曜日(金曜日を除く)午前7:00に出発する便のみです。GulhiからGuraidhooに戻るフェリーは午後4:15となっています。
日帰りでアイランドホッピングを楽しむ場合は、このスケジュールを考慮して計画を立てる必要があります。
(2025年4月18日時点)
ローカル島での服装について
ローカル島では、リゾート島とは異なり、公共の場での肌の露出は控えめにするのがマナーです。水着の着用は、指定されたビキニビーチのみにしましょう。島内を散策する際は、肩や膝を覆う服装を心がけてください。現地の文化を尊重しながら、アイランドホッピングを楽しみましょう。
公共フェリーの運航情報と乗り継ぎ時刻表:https://www.atolltransfer.com/ferry-routes-c1jxp
ビーチでのんびり過ごす贅沢

白い砂浜で本を読んだり、ドローンで撮影したり、近場でシュノーケリングをしたりと…無料で最高の時間が過ごせます。水中世界をシュノーケリングで 探検するだけでも、モルディブでは信じられないほど贅沢な時間が無料で手に入ります。
特にインスタ映えスポットとして人気なのがサンドバンク。潮が引いた時に現れる白い砂の道は、 幻想的な 光景です。干潮を迎える朝や、夕焼け空に染まる 時間帯は特におすすめです。
モルディブ旅行を格安にするコツ7選

- 雨季(5〜10月)を狙うと航空券が安い
- 島はローカル島を選ぶ
- Trip.comやSkyscannerで航空券セールを活用
- Agoda・Booking.comでゲストハウスを比較
- ローカル食堂で食事&自炊できる宿に泊まる
- アクティビティは宿のツアーを利用&割勘
- Wise・Revolutで両替手数料を節約(現金は最小限)
実際にかかった旅費公開!10泊10日の予算モデル(航空券除く)
こちらは、モルディブに10泊10日間滞在した際の、あくまで一例としての旅費モデルです。
項目 | 費用(円) |
---|---|
通信費 / eSIM airalo (15%割引コード適用) | 5,111円 |
交通費 (スピードボート/フェリー) | 7,950円 |
宿泊(10泊) | 46,500 |
食費 | 18,544円 |
アクティビティ(シュノーケリング) $65 / $20 / $20 | 15,784円 |
合計 | 93,889円 |
- 上記の金額には、日本からの往復航空券代は含まれておりません。
- 為替レートは、1USD = 150.3円、1MVR = 9.8円で計算しています。
- 食費やツアー代金は、個人の選択によって大きく変動します。より豪華な食事や多くのツアーに参加する場合は、費用が増加する可能性があります。
- 宿泊施設のグレードによっても費用は大きく変わります。このモデルケースよりも安いゲストハウスもあれば、より高価なホテルもあります。
この予算モデルは、あくまでモルディブ旅行の費用感を掴むための参考としてお考えください。ご自身の旅行スタイルや希望に合わせて、予算を調整してくださいね。
まとめ|モルディブは高級リゾートだけじゃない!
モルディブは、リゾートだけでなく、ローカル島を活用すれば格安でも十分楽しめる旅行先です。
2025年の海外旅行先として、ぜひモルディブを検討してみてください。 自然の楽園で、心も財布も満たされる旅があなたを待っています!お得に、賢く、自由に。あなたのモルディブ旅が最高の思い出になりますように!
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