
エックスサーバーはWordPressのインストールが簡単です。
WordPressをインストールする手順は比較的簡単で、以下のようなステップで進めることができます。(エックスサーバ以外のサービスでは利用できません。)
エックスサーバーで、WordPressを簡単にインストールする方法として、2つの方法があります。
- WordPressクイックスタート
申し込み時に選択し利用できます。契約と同時にインストールが完了しています。

- WordPress簡単インストール
エックスサーバー契約後に、管理画面から簡単にWordPressをインストールできます。

通常WordPressを始めるには、以下の登録や設定が必要になります。
WordPressクイックスタートでは、これらの工程を自動で完了してくれるので初心者でも簡単です。
「WordPressクイックスタート」は10日間のお試しには対応していないため、申し込み時にお支払いが必要となります。なのでまずは試しに使ってみたいという場合には、以下を参考にインストールしてお試しください。

以下はエックスサーバーの「WordPressクイックスタート」と「無料お試し期間」の主な違いを比較
項目 | WordPressクイックスタート | 無料お試し期間(10日間) |
---|---|---|
特徴 | WordPressの設定が最初から行われているプラン | サーバー機能を10日間無料で試用できるプラン |
WordPressのインストール | 利用開始時にWordPressが自動インストールされる | WordPressの設定は手動で行う必要がある |
ドメイン取得 | 契約時にドメインが自動で取得 | ドメインは別途取得が必要 |
料金 | 有料 申し込み時に初期費用および利用料金が発生 | 無料 (試用期間中は料金が発生しない) |
試用期間 | 試用期間なし (申し込みと同時に正式契約) | 10日間無料で利用可能 |
対象ユーザー | すぐにWordPressサイトを始めたい人 | サーバー機能や性能を試してから契約したい人 |
WordPressテーマのインストール | WordPressテーマは自動で完了 | 設定を自分で行う必要がある |
SSLの設定 | 自動で完了 | 設定を自分で行う必要がある |
- WordPressクイックスタートは、初心者や手間を省きたい人に最適なサービスです。
申し込み後すぐにWordPressサイトを利用できます。 - 無料お試し期間は、エックスサーバーを試用して性能や機能を確認したいユーザー向けです。WordPressの設定などは自分で行う必要がありますが、初期費用なしで開始できます。
- 『エックスサーバーは試用期間の10日が過ぎても、自動で本契約されないので、安心してご利用できます。
- 無料お試し期間では、メールを利用したり、メールアドレスは作成できません。
- 独自ドメイン永久無料特典は利用できません。(12ヶ月の本契約、お後支払い後に利用できます。)
- FTPアカウントを追加で作成はできません。
- 無料お試しでは独自ドメインではなく、初期ドメインにWordPressをインストール
- WordPressクイックスタートは利用できません。
1エックスサーバーにログイン
エックスサーバーの公式サイトにアクセスし、ページ上部にある「ログイン」より「サーバーパネル」をクリックし管理画面にログインします。
ログインに必要な「アカウントID」と「IDパスワード」を入力しログインてください。

サーバーパネルにログイン後、上部に「新デザインに切り替え」をクリックします。

旧デザインでも同じく設定できますが異なります。新デザインの方がよりシンプルで見やすいです。
2ドメインの設定
A. 無料サブドメインを利用
- エックスサーバーでは無料期間中、提供される「初期ドメイン(xs000000)」を利用できます。
- サーバーパネルの「ドメイン設定」から確認可能です。
B. 独自ドメインを利用(任意)
- すでに独自ドメインを持っている場合、サーバーパネルで「ドメイン設定」から追加します。
- ドメインのDNS設定をエックスサーバーのネームサーバー(
ns1.xserver.jp
など)に変更してください。
3 SSL(HTTPS化)の設定
無料期間中でもエックスサーバーでは無料のSSLが利用可能です。
サーバーパネルの左側にあるメニューより「ドメイン」「SSL設定」をクリックして設定します。

SSLを設定したいドメインを選択します。
(無料期間中は「初期ドメイン」または追加した独自ドメインが対象)

SSL設定状況がOFFになっているので「OFF」をクリックし「ON」にします。
反映完了するまで、数分程度かかります。(反映まで最大1時間程度かかります)

完了後、設定一覧に「無料独自SSL」と表示されます。
後にWordPressをインストールした時に、ブラウザで設定したドメインにアクセスし
「https://」で始まるURLが表示されることを確認します。
4 データベースの作成
WordPress簡易インストール前に「手動」でデーターベースを作成する場合についての説明です。
(データーベースを作成しなくてもWordPress簡易インストールは可能です)
後に独自ドメインを複数取得し、ブログを複数作った際にデーターの保存・管理を分かりやすくするために手動であらかじめ設定しておくと便利です。
ブログを1つしか制作しない場合にはWordPressの簡易インストールで「自動でデータベースを生成」でも大丈夫ですのでこの部分は省略します。

サーバーパネルのメニューデータベースから「MySQL設定」をクリックします。
次にMySQLデータベース設定で「データベースを追加」をクリックし、以下の項目を設定します。
必要な情報を入力して「追加する」をクリックし、データベースを作成します。
次にMySQLユーザー設定をクリックし「ユーザーを追加」をクリックします。

MySQLユーザー設定で「ユーザーを追加」をクリックし、以下の項目を設定します。

必要な情報を入力して「追加する」をクリックし、MySQLユーザーを作成します。
再びMySQLデータベース設定をクリックし「ユーザー設定」をクリックします。

「ユーザーを追加」をクリックします。

先ほど「MySQLユーザー設定」で設定したユーザーIDが表示されます。
◉既存MySQLユーザーから選択をチェックしMySQLユーザーIDで先ほど設定済みのユーザーを選択し「追加する」をクリックします

これでMySQL設定は完了です。
確認すると、アクセス権所有ユーザーで空欄だった部分に、アクセス権所有ユーザー名が表示されています。そして後にWordPressのインストールで作成したデータベースが反映されています。
5 WordPressの自動インストール
SSLが反映されたら、WordPressをサーバーにインストールします。
サーバーパネルのメニューWordPressから「WordPress簡単インストール」をクリックします。

サーバーパネルのメニュー「WordPress簡単インストール」をクリックし、「WordPressを追加」をクリックします。

情報入力画面で必要事項を入力します。

データベース設定でMySQLを設定した場合は「作成済みのデータベースを利用する」を選択します。
作成したデータベース名とデーターベースユーザー名が表示されます。
データーベース用パスワードを入力します。

以上、入力内容を確認し「インストールをする」をクリックしWordPressが完成です。
6WordPressへログイン
インストール完了後、「WordPress簡易インストール」で表示される管理画面「ログイン」をクリックし管理画面にアクセスします。

インストール時に設定した「ユーザー名またはメールアドレス」と「パスワード」を入力しログインします。

WordPressのダッシュボード(管理画面)にログイン完了です。
必要に応じて、テーマやプラグインを設定・インストールしてサイトをカスタマイズします。

「ダッシュボード」左上にあるブログのタイトルをクリックし、ブログが表示されるのを確認しましょう。ブログが表示されるのを確認できれば問題ありません。

次は必要に応じて、テーマやプラグインを設定・インストールしてサイトをカスタマイズしていきます。
7注意点
- 無料期間の制約: 無料期間中に設定したデータは有料契約後もそのまま利用可能です。ただし、無料期間終了後に契約を更新しないと設定した内容が削除される可能性があります。
- 独自ドメインの設定: 無料期間中でも独自ドメインを利用できますが、必ずネームサーバーの設定を行ってください。