
モルディブ旅行では「現金+カードの併用」がベストです。 クレジットカードが使えない場所もあるため、「現地通貨MVR」と「米ドルUSD」をうまく使い分けるのが安心。空港ATMや両替所、賢く支払うためのカード情報もまとめてご紹介します。
モルディブ旅行の通貨は何を使う?
モルディブルフィヤ(MVR)の基本情報

まずモルディブの正式な通貨は「モルディブルフィヤ(MVR)」です。ですが、観光で訪れる方にとってはあまり馴染みがありません。なぜなら、リゾートホテルやツアーではMVRよりも米ドル(USD)の方が主流だからです。
例えるなら、「MVR」はローカル島のカフェやフェリーなどに使う現地通貨。「USD」は、リゾートや空港送迎など観光客向けのサービスでよく使われます。使う場所が違うから、両方持っておくのがベスト!
特にローカル島では、フェリー代や小さな売店での支払いにMVRが必要になるので、最低限は持っておくと安心です。全部で7種類、5ルフィヤ、10ルフィヤ、20ルフィヤ、50ルフィヤ、100ルフィヤ、500ルフィヤ、1000ルフィヤの紙幣とコインが発行されています。
観光客に人気の米ドル支払いとは

多くのリゾートホテルやツアー、スピードボートの支払いは「米ドル(USD)」が基本。これは外国人観光客向けに統一されているためです。ルフィヤだとお釣りが出なかったり、受け取りを拒否されることもあります。
「日本円でいいですか?」と聞くと断られることも多いので、出発前にUSDに両替しておきましょう。
空港で使えるATMと両替所の場所

到着後すぐ使えるATM情報
モルディブの空の玄関「マレ国際空港 (Male Velana International Airport)」には、到着ゲートを出てすぐ左側の場所にATMがあります。便利な反面、手数料には注意が必要。
主要な銀行(Bank of Maldivesなど)のATMでは、外国人のカードを使うと1回あたり「100 MVR」ほど手数料がかかります。一部のリゾート地のATMでは150 MVRになることも。
これを知らずに何回も引き出すと、手数料だけで数千円になることもあるので要注意です。
空港両替カウンターの使い方と注意点
空港には「Bank of Maldives」の両替カウンターもあり、日本円から米ドルに両替できます。ただし空港のレートは街中に比べて少し不利。とはいえ、ローカル島に向かうなら、ここで最低限のUSDを用意しておくのが賢明です。または事前に米ドル(USD)を用意しておくと良いでしょう。
ローカル島とリゾート島で異なる支払い方法

クレジットカードが使えないケース
ローカル島では、電波が弱かったり設備が整っていないお店もあり、カードが使えない場面が珍しくありません。私が滞在した場所では、カフェやスーパーで「カードはNG」と言われることも。
そのため、現金(MVRやUSD)を持っておくと安心です。
米ドル(USD)払いが基本のシーンとは

一方、リゾート島ではほとんどが米ドルでの支払い。ホテル代、シュノーケリングやダイビングなどのツアー、送迎のスピードボートもほぼ米ドル(USD)です。
もしMVRを渡しても「米ドルでお願いします」と言われることもあるので注意しましょう。
ATM手数料と現地での引き出し事情

Bank of Maldivesなど主要ATMの手数料
現地のATMでは、外国人のカードに対して手数料が一律でかかる仕組みになっています。「Bank of Maldives」のATMが一番多く見かけるので、操作も比較的安心です。
- 通常手数料:100 MVR
- 一部ATM:150 MVR
一度に多めに引き出すことで手数料を節約できます。
MVRしか引き出せない点に注意!
空港のATMでは、米ドルは引き出せません。出てくるのはMVR(モルディブルフィヤ)のみ。つまり、USDが必要な場面には備えて、出発前に日本で用意しておくか、到着後すぐに空港の両替所で両替しておくのが安心です。
また、旅行者がよく訪れるローカル島にはATMがある場合もありますが、小さな島やアクセスが限られた場所にはATM自体が無いことも。現地で困らないように、空港でのうちに現金(MVRとUSDの両方)を準備しておくのがおすすめです。
モルディブ旅行におすすめのカード2選
Wiseカードの魅力と使い方

Wise(ワイズ)カードは、海外ATMでの引き出し手数料が格安で、リアルタイムでのレート換算が魅力。日本円をチャージして、モルディブでMVRで引き出せるのでとても便利です。実際に使ってみたところ、クレジットカードでキャッシングするよりもレートが良く、手数料も少なくて驚きました。海外で現金が必要な場面でも、安心して使えるカードです。

Revolutカードが選ばれる理由

Revolut(レボリュート)は、アプリからの即時チャージや送金がサクッとできる、使い勝手抜群の海外向けカード。Wiseと同じく為替レートが良いので、両方持っておくととても安心です。
特に便利なのが、両カードの「ATM引き出し無料枠」を組み合わせて使えること。WiseとRevolut、それぞれに月ごとの無料引き出し限度があるため、2枚を併用すればその分お得に現地通貨(MVR)を引き出せるんです。
「もしもの時の予備」としてだけでなく、賢く節約する旅の相棒としても、大活躍してくれますよ!

海外旅行では複数枚のカードが安心
1枚だけだと、万が一の紛失やトラブル時に対応できません。WiseとRevolutの2枚持ちで、ATM用・決済用と使い分けるのが安心スタイル。
無料で旅行保険付き!EPOSカードや楽天カードもおすすめ
旅行好きに根強い人気があるのが「海外旅行保険が付帯するクレジットカード」です。特に有名なのが、EPOS(エポス)カードと楽天カード。どちらも年会費無料なのに、旅行中のケガや病気、盗難などをしっかりカバーしてくれる保険がついています。たとえばこんなシーンで役立ちます。
- 海外で体調を崩して病院に行った
- カメラやスマホを盗まれてしまった
- 飛行機が遅延してホテルを取り直す必要があった
これらのトラブルも、カード付帯の保険があれば費用を抑えられる可能性があります。
旅行前に航空券や空港までの交通費などをエポスカードや楽天カードで支払っておくと、保険が有効になります。
楽天カードも同様に利用付帯ですが、補償内容は充実。たとえば、ケガや病気の治療費、携行品の損害、飛行機の遅延対応までカバーされます。旅のリスクに備えて、1枚持っておくと安心です。
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まとめ:モルディブでは現金&カードのW活用がカギ!

モルディブでは、支払い方法が場所によって大きく異なりますが、米ドルをメインに持参しつつ、必要に応じてMVRを現地のATMで引き出すのがベストです。空港到着時にある程度の現金(USDとMVR)を準備しておくと安心です。
さらに、WiseやRevolutなどの海外対応プリペイドカードを併用すれば、ATM手数料も抑えつつ両替もスムーズ。事前準備で旅先のストレスを大幅カット!あなたのモルディブ旅行が最高の思い出になりますように。