
Airaloの評判を調べると「安い」「簡単」という声の一方で、「繋がらない」「高額請求が来た」という口コミも目に入り、海外の会社だけに迷いますよね。
じつはこうした悪い評判は、Airaloそのものより、設定や日本の回線の扱いで防げるものが少なくありません。
バリ島在住10年以上の筆者が、モルディブ・マレーシア・インドネシアの3か国で実測した結果をもとに、口コミの真偽と、日本の回線をどうすれば安心かを解説します。
Airaloの評判は「安い・設定が簡単」が中心です。バリ島在住10年以上の筆者がモルディブ・マレーシア・インドネシアの3か国で実測しました。高額請求の不安は、日本の回線のローミング設定で防げます。
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Airaloとは?運営会社と基本情報
Airalo(エラロ)は、シンガポールで登録されたAirGSM Pte Ltdが運営する、海外旅行向けのeSIMストアです。2019年に始まり、いまは200以上の国と地域のeSIMをアプリから買えます。
まずは、どんな会社が運営しているのかを見ていきましょう。

運営会社と対応国
「Airalo」はサービス名で、運営しているのはAirGSM Pte Ltdという会社です。利用規約には、シンガポールの住所も公開されています。
仕組みは、各国の通信会社の回線を集めて、アプリで販売するというもの。公式サイトによると、利用者は3,000万人を超えています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | AirGSM Pte Ltd(シンガポール) |
| サービス開始 | 2019年 |
| 対応エリア | 200以上の国と地域 |
| 利用者数 | 3,000万人以上 |
| アプリの評価 | App Store 4.7/Google Play 4.6 |
| サポート | 24時間対応のチャット(アプリ内・WhatsApp) |
| プランの種類 | 国別(ローカル)・地域別(リージョナル)・世界周遊(グローバル) |
国別・地域別・世界周遊の3種類から、旅程に合うものを選びます。たとえばアジアプランなら、18の国と地域を1枚でカバーできます。

料金の目安とプランの種類
料金は、行き先と日数、データ量の組み合わせで決まります。データ量が決まったプランのほか、日数だけを選ぶ無制限プランもあります。参考に、アジアの無制限プランの価格です。
| プラン | 日数 | 価格 |
|---|---|---|
| アジア(無制限) | 3日 | 11.50ドル |
| アジア(無制限) | 7日 | 26.00ドル |
| アジア(無制限) | 15日 | 49.00ドル |
| アジア(無制限) | 30日 | 73.50ドル |
| グローバル(データ専用) | 7日・1GB | 8.50ドルから |
無制限プランは、1日3GBを超えると速度が落ちる点に注意が必要です(後半で解説)。
データ量が決まったプランは国や日数で細かく分かれるので、公式サイトで行き先を選んで確認するのが確実です。
なお、初回はクーポンのCOCONUT15で15%OFFになります。クーポンの使い方は、こちらの記事でくわしく解説しています。
Airaloは安全に使える?
運営会社と所在地が利用規約に明記されていて、実体のはっきりしたサービスです。支払いはプランを買い切る前払い式なので、使った分だけ後から請求される心配はありません。
うまく使えなかったときの返金ルールも、公式ヘルプで公開されています(よくある質問で解説)。
Airaloの良い評判・口コミ
良い評判で多いのは「安い」「設定が簡単」「1枚で何か国も使える」という声です。アプリの評価もApp Storeで4.7と高めで、実際に使ってみても、この3点は納得できました。
料金が安く、少量から買える
口コミで特に多いのが「安い」「必要な分だけ買える」という声です。日数とデータ量を選べるので、短い旅行ならムダが出にくいのが理由でしょう。
世界周遊のグローバルプランでも、データ専用の1GB・7日間で8.50ドルから用意されています(2026年10月6日時点)。
筆者も4月の旅では、アジアプランの3GBを選びました。数日の移動なら、このくらいの容量で十分まかなえます。
設定が簡単で日本語にも対応
「思ったより簡単だった」という声も目立ちます。アプリは53言語に対応していて、日本語の画面のまま購入から設定まで進められるのがうれしいところ。
行き先や日数、使い方を選ぶと、合うプランを提案してくれる機能もあります。困ったときは、日本語でチャットに質問できるので安心です。

実際の設定画面は、Airalo使い方の記事で順番に解説しています。
1枚で複数の国をまたげる
周遊する人からは「国境を越えても入れ替え不要」という評価が多く見られます。地域別のリージョナルプランなら、1枚のeSIMで複数の国を使えるためです。

筆者もバリ島の空港で使い始めたアジアプランを、同じ日にクアラルンプールの機内でもそのまま使えました。実際の速度は、後半の実測でくわしく紹介します。
追加チャージがアプリで完結
データが足りなくなっても、アプリから同じeSIMに追加購入(トップアップ)できます。eSIMを入れ直す必要がないので、旅先でも数分で済むのが便利なところ。残量が減ると自動で買い足す「自動更新(リニューアル)」も選べます。
ただし自動更新は、気づかないうちに追加の支払いが発生する原因にもなります。使わない人はオフのままにしておきましょう。
なお、すべてのeSIMにチャージできるわけではありません。筆者が4月の旅で使ったアジアプラン(3日・3GB)は、期限が切れたあと「プロバイダー側の変更」でチャージできないと表示されました。そのため、4月29日に新しいeSIMを買い直しています。

Airaloの悪い評判・口コミ
悪い評判で目立つのは「繋がらない」「遅い」「高額請求が来た」という声です。ただ、その多くは設定や使う時間帯しだいで避けられるものでした。
ここでは、悪い口コミの中身と原因、筆者が考える対策をセットで紹介します。なお「高額請求」は誤解が多いので、後の章でくわしく解説します。
繋がらないことがある
いちばん多い不満が「現地に着いたのに繋がらない」という声です。ただし原因の多くは故障ではなく、iPhone側の設定の抜けにあります。
代表的な原因は次の3つ。データ通信に使う回線がAiraloになっていない、Airalo回線のデータローミングがオフのまま、再起動していない、です。
筆者も2024年のタイ旅行で、データローミングをオフにしたまま30分ほど繋がらなかったことがあります。回線の切り替えとローミングのオン、再起動の3つを確認したら、すぐに復旧しました。
繋がらないときの確認手順は、こちらの記事で順番にまとめています。

時間帯によって遅くなる
「夕方や午後に遅くなる」という口コミもあります。Airaloは各国の通信会社の回線を借りているため、その回線が混む時間帯は影響を受けるのです。
筆者の実測でも、クアラルンプールの午後は速度が大きく落ちました(次の章で紹介)。
無制限プランは1日3GBを超えると遅くなる
「無制限なのに遅くなった」という声の正体は、1日あたりの上限です。Airaloの無制限プランは、1日3GBを超えるとその日は最大1Mbpsに減速します。

1Mbpsでもメッセージや地図は使えますが、動画は厳しくなるでしょう。動画をよく見る人やテザリングを多用する人は、この上限を前提に選んでください。
電話番号が使えないプランが多い
Airaloのプランの多くはデータ通信専用で、現地の電話番号はつきません。LINEやWhatsAppの通話はデータで使えるので、旅行ならたいてい困らないはずです。
電話番号つきのプランは一部に限られます。また、国によってはデータ専用のプランでも、購入時に本人確認(eKYC)が必要です。

筆者の場合、グローバルやアメリカのeSIMでは本人確認は出ませんでした。一方、モルディブのeSIMは、本人確認をしないと購入に進めませんでした。必要かどうかは国によって違うので、本人確認を避けたいならグローバルなどのプランも候補になります。
3か国の実測で評判を検証
2026年4〜5月に、モルディブ・マレーシア・インドネシアの3か国でAiraloの速度を測りました。空港や離島の海上では十分な速さが出た一方で、クアラルンプールの午後は大きく落ちています。
良い評判と悪い評判が本当かどうか、実測の数字で1つずつ確かめていきます。
| 日付・時刻 | 場所 | 回線 | VPN接続 | ダウンロード | アップロード |
|---|---|---|---|---|---|
| 4/17 11:01 | バリ島・デンパサール空港 | Airalo-Asia(3日・3GB) | なし | 60.71Mbps | 16.53Mbps |
| 4/17 19:07 | クアラルンプール発の機内(離陸前) | Airalo-Asia(3日・3GB) | マレーシア | 17.19Mbps | 4.70Mbps |
| 4/17 22:09 | モルディブ・ヴェラナ空港 | Airaloモルディブ(5G) | 日本 | 227.88Mbps | 59.49Mbps |
| 4/22 7:23 | モルディブ・アリ環礁沖のボート上 | Airaloモルディブ(4G) | 日本 | 38.20Mbps | 10.88Mbps |
| 5/1 14:51 | クアラルンプールのホテル | Airalo-Asia(7日・3GB) | なし | 3.02Mbps | 1.43Mbps |
| 5/3 深夜 | 同じクアラルンプールのホテル | Airalo-Asia(7日・3GB) | なし | 569.12Mbps | 111.17Mbps |
| 5/3 深夜 | 同上 | Airalo-Asia(7日・3GB) | 日本 | 309.02Mbps | 58.68Mbps |
| 5/6 20:09 | バリ島・デンパサール空港(到着当日) | Airalo-Asia(3日・1GB) | なし | 150.33Mbps | 45.69Mbps |
モルディブではVPNなしだと測定が不安定だったため、VPN接続中の数値を載せています。
空港に着いてすぐ繋がった
モルディブのヴェラナ空港には、4月17日の20時43分に着陸しました。機内モードを解除すると数分で電波をつかみ、15分ほどで空港ビル内から5Gにつながっています。
着陸直後の数分は3Gで遅めでしたが、入国手続きのころには十分な速さです。

4月17日の22時9分、空港を出る前にAiraloモルディブの5Gで測ると、ダウンロード227.88Mbpsを記録しました(NordVPNで日本に接続中)。
5月6日の到着直後には、バリ島のデンパサール空港でもAiraloがVPNなしで150.33Mbpsを出しています。しかも機内モードのオン・オフは不要で、そのままつながっています。同じ場面でSailyは機内モードの切り替えが必要でした。
「空港ですぐ使える」という評判は、本当でした。
離島の海上でも4Gが使えた
4月22日の朝7時23分、ダイビングボートの上で速度を測りました。場所はモルディブのアリ環礁、VilamendhooとMachchafushiの間の海の上です。


4月22日のこの測定は、Airaloモルディブの4Gでダウンロード38.20Mbps、アップロード10.88Mbps(NordVPNで日本に接続中)という結果でした。島から離れた海の上でも、地図やメッセージ、写真の送信には困らない速さです。
リゾートへの移動中に連絡を取りたい人には心強い結果でした。ただし、すべての環礁で同じとは限りません。
「離島でも使える」という評判も、本当でした。
モルディブで使うeSIMの選び方は、こちらの記事でまとめています。
都市部の午後は速度が落ちた
一方で、悪い結果も出ています。5月1日の14時51分、クアラルンプールのホテルで測ると、ダウンロードはわずか3.02Mbpsでした(Airalo-Asia(7日・3GB)・VPNなし)。

同じ5月1日の14時50分に、Airalo-Asia(7日・3GB)のまま日本のVPNへつなぐと、3.42Mbpsとさらに不安定でした。
ところが同じeSIMのまま、5月3日の深夜に同じホテルで測ると、VPNなしで569.12Mbps。場所が同じでも、時間帯で100倍以上の差が出たことになります。
この時間帯も、ホテルのWi-Fi(固定回線)は安定していました。
混雑する午後の都市部では、ホテルやカフェのWi-Fiとの使い分けが現実的です。
「時間帯によって遅い」という評判は、条件つきで本当でした。
リージョナルプランで国をまたげた
4月17日の旅は、バリ島からクアラルンプール経由でモルディブへ向かう行程でした。この日の朝11時1分、バリ島の空港でAiralo-Asia(3日・3GB)の速度を測るとダウンロード60.71Mbps(VPNなし)です。

同じ4月17日の19時7分には、同じAiralo-Asiaのままクアラルンプール発の機内(離陸前)で17.19Mbpsが出ました(NordVPNでマレーシアに接続中)。

インドネシアからマレーシアへ移っても、eSIMの入れ替えや再設定は一切ありません。
「1枚で複数の国をまたげる」という評判は、本当でした。
VPNを併用しても速度を保てた
筆者は海外から日本のサービスを使うため、ふだんからNordVPNを併用しています。VPNを使うと遅くなるのが一般的ですが、Airaloは落ち幅が小さめでした。
5月3日の深夜、クアラルンプールのホテルで同じ条件で比べた結果がこちらです。
5月3日深夜・クアラルンプールのホテル・Airalo-Asia(7日・3GB)
| VPN接続 | ダウンロード | アップロード |
|---|---|---|
| なし | 569.12Mbps | 111.17Mbps |
| マレーシア | 409.98Mbps | 84.89Mbps |
| 日本 | 309.02Mbps | 58.68Mbps |
5月3日深夜のこのホテルの測定では、Airalo-Asia(7日・3GB)で日本に接続しても309.02Mbps。VPNなしから約46%の低下にとどまりました。ただし混雑する午後は、VPNの有無にかかわらず遅くなります(「都市部の午後は速度が落ちた」を参照)。
筆者が使っているNordVPNの評判は、こちらで正直にまとめています。
「VPNを使うと遅い」は条件つき。深夜なら十分な速さを保てました。
| 評判 | 実測での判定 | 根拠 |
|---|---|---|
| 空港ですぐ使える | ⭕ 本当だった | 4/17ヴェラナ空港・5/6デンパサール空港 |
| 離島でも使える | ⭕ 本当だった | 4/22アリ環礁沖で38.20Mbps |
| 1枚で複数の国を使える | ⭕ 本当だった | 4/17バリ島→クアラルンプールの機内 |
| 時間帯によって遅い | △ 条件つきで本当 | 5/1午後のクアラルンプールで3.02Mbps |
| VPNを使うと遅い | △ 条件つきで本当 | 5/3深夜309.02Mbps/5/1午後3.42Mbps |
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日本の回線はどうする?高額請求の正体
「Airaloで高額請求が来た」という声の多くは、じつはAiraloではなく日本のキャリアからの請求です。日本の回線のデータローミングや自動の回線切り替えが残っていると、知らないうちに主回線で通信してしまいます。
ここでは、iPhoneの設定画面と筆者の実際の請求をもとに、防ぎ方を順番に解説します。
高額請求の原因はAiraloではない
Airaloは前払い式なので、買ったプラン以上の料金が後から請求されることは基本的にありません。帰国後に届く高額な請求は、日本のキャリアからの海外ローミング料金です。
請求が来るのはAiraloではなく、日本のキャリアの海外ローミング料金です。
じつはiPhone自身も、旅行用eSIMをオンにするときにこのリスクを警告しています。

「旅行用eSIMと現在のSIM」を選ぶと、日本の番号で通話やデータを使った場合にローミング料金がかかる場合がある、と表示されます。この画面の「Webbing」は、Airaloの回線名として表示されることがあるものです。
つまり、日本の回線を海外で使わない設定にしておけば、請求は防げます。
主回線のデータローミングはオフ
設定のポイントは、データローミングをオンにする回線を間違えないことです。
オンにするのはAiralo回線のデータローミングだけ。主回線(筆者の場合は日本のpovo2.0)のデータローミングはオフにします。


どちらも設定アプリの「モバイル通信」から、回線ごとに切り替え可能です。Airalo側の詳しい設定手順は、使い方の記事で画面つきで解説しています。
Airaloアプリの接続方法の画面には、「主回線のSIMがオフであることを確認してください」と表示されます。

主回線ごとオフにすれば確実ですが、その間は日本の番号あてのSMSも届きません。iPhoneは2つの回線を同時にオンにでき、データ通信に使うのは「モバイルデータ通信」で選んだ1つだけです。そのため筆者は主回線をオンのまま、データローミングだけをオフにして使っています。
Airalo回線の設定手順は、こちらの記事で順番に解説しています。

データ通信の切り替えもオフにする
もう1つ見落としやすいのが、「モバイルデータ通信の切替を許可」という設定です。
「モバイルデータ通信の切替を許可」がオンだと、Airaloの電波が弱いときにiPhoneが自動で主回線のデータに切り替えます。

主回線のデータローミングをオフにしていても、ここがオンだと設定のすき間が生まれます。設定アプリの「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」の画面下にあるので、出発前にオフを確認しておきましょう。
着信にも料金がかかる
データの設定を完璧にしても、もう1つ料金がかかる場面があります。電話の着信です。
筆者はインドネシア滞在中、クレジットカード会社からの電話に1回出ただけで、povo2.0から2,170円を請求されました。明細の内訳は「海外ローミング通話(着信)」です。

データは設定で止められても、着信は受けるだけで料金がかかります。
日本の回線を海外で使うと、電話を受ける側にも料金が発生するしくみです。povo2.0の公式サイトでも、たとえばタイでの着信は1分155円と案内されています。
知らない番号や急ぎでない電話には出ず、あとでLINEなどのデータ通話で折り返すのが安全です。着信を一切受けたくない場合は主回線をオフにする方法もありますが、その間はSMSも届かなくなります。
キャリアによって注意点が違う
主回線のデータローミングをオンにしたときの扱いは、キャリアによって違います。2026年10月時点で各社の公式サイトを確認した内容をまとめました。
| キャリア | 主回線のデータローミングがオンのとき |
|---|---|
| povo2.0 | 海外データトッピングを買っていなければ、データ通信はできない |
| au | 定額サービスが自動で適用される(1日最大2,980円など) |
| ソフトバンク | 条件を満たすと「海外パケットし放題」が自動で適用される(1日最大2,980円) |
| ドコモ | 「ドコモ MAX」やahamoは追加料金なし。それ以外のプランは「世界ギガし放題」が自動で適用される(1日最大2,980円) |
条件は料金プランや渡航先で変わるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。
ソフトバンクの「海外パケットし放題」は、2026年12月以降に終了予定と案内されています。
出典:povo2.0公式/au公式/ソフトバンク公式/ドコモ公式
povo2.0は、海外データトッピングを買っていなければデータ通信そのものができないため、データの高額請求は起きにくいキャリアです。ただし着信には料金がかかるのは、前の見出しのとおり。
au・ソフトバンク・ドコモ(MAX・ahamo以外)は、1日あたりの上限つきです。それでも旅行の日数分かさめば、大きな金額になります。どのキャリアでも、主回線のデータローミングをオフにしておけばデータの料金はかかりません。
Airaloのメリット・デメリット
Airaloのメリットは、安さと手軽さ、そして1枚で国をまたげることです。デメリットは、混雑する時間帯の速度低下と、日本の回線の設定を誤ったときの請求リスクにあります。
メリット
Airaloのメリットをまとめると、次の5つです。
- 日数とデータ量を選べて、短い旅行でもムダが出にくい
- 購入から設定、追加購入までアプリで完結する
- アジアプランなら1枚で18の国と地域を使える
- 空港や離島の海上でも十分な速さが出た
- 前払い式で、使いすぎの請求が来ない
デメリット
一方で、知っておきたいデメリットもあります。
- 混雑する時間帯は遅くなる(5月1日午後のクアラルンプールで3.02Mbps)
- 無制限プランは1日3GBを超えると最大1Mbpsになる
- 多くのプランは電話番号がつかない
- 日本の回線の設定を誤ると、キャリアから請求が来る
- 返金は条件つき(期限切れや使い切りは対象外)
他社eSIMとの違い
Airaloの強みは、対応エリアの広さと国別・地域別プランの細かさです。日本語サポートの手厚さならトリファ、データ無制限が中心ならHolafly、VPNと一緒に使うならSailyも候補になります。
| サービス | 得意なこと | 向いている人 |
|---|---|---|
| Airalo | 対応エリアの広さ、国別・地域別プランの細かさ | 料金と行き先の幅を重視する人 |
| Saily | VPNを運営するNord Securityのサービス。セキュリティ機能つき | NordVPNと一緒に使いたい人 |
| Holafly | データ無制限のプランが中心 | 動画をたくさん見る人 |
| トリファ | 日本の会社が運営。24時間、日本人スタッフのチャット | 日本語の安心感を最優先する人 |
Sailyとの違い
筆者は2026年5月3日の深夜、クアラルンプールの同じホテルで両方を測りました。VPNなしではSailyが681.40Mbps、Airalo-Asia(7日・3GB)が569.12Mbpsと、どちらも十分な速さです。
差が出たのは、同じ5月3日深夜に日本のVPNへつないだとき。Sailyは107.51Mbps、Airaloは309.02Mbpsでした。
また、5月6日のバリ島の空港では、Sailyは到着後に機内モードの切り替えが必要でした。Airaloは、そのままつながっています。VPNと一緒に使う人や、到着後の手間を減らしたい人には、Airaloが向いているといえるでしょう。
料金やデータ消費まで含めた比較は、こちらの記事でくわしく解説しています。

Sailyの評判は、こちらの記事でまとめています。
Holaflyとの違い
Holaflyは、データ無制限のプランを中心にしたeSIMです。容量を気にせず動画やSNSを使いたい人には、分かりやすい選択肢でしょう。
Airaloにも無制限プランはありますが、1日3GBを超えると最大1Mbpsになります。容量の決まったプランを安く選びたいならAiralo、とにかく容量を気にしたくないならHolaflyと考えるとよいでしょう。
トリファとの違い
トリファは、東京の株式会社トリファが運営する日本のサービスです。24時間365日、日本人スタッフのチャットに日本語で相談できるのが強み。
Airaloも日本語で相談できますが、多言語対応のサポートです。日本語のサポートを最優先するならトリファ、料金と対応エリアの広さで選ぶならAiraloが合います。
Airaloが向いている人・向かない人
Airaloは、東南アジアなどを短期で旅する人や、複数の国をまわる人に向いています。反対に、現地の電話番号が必要な人や、毎日たくさん動画を見る人には別の選択肢がおすすめです。
向いている人
- 東南アジアなどへ、数日〜2週間ほどの旅行をする人
- 複数の国をまわる周遊旅行をする人
- 自分でアプリを操作して、安く済ませたい人
- 日本の回線の設定を一度確認できる人
向いていない人
- 現地の電話番号が必要な人
- 毎日たくさん動画を見る、テザリングを多用する人
- 混雑する都市部で、午後も高速通信が欠かせない人
- 設定はすべて日本語の有人サポートに頼りたい人
向いている人に当てはまるなら、Airaloは十分おすすめできるeSIMです。
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Airaloの使い方と困ったとき
設定の手順やトラブルの対処法は、それぞれ専用の記事でくわしく解説しています。目的に合わせて読んでみてください。
設定手順を知りたい
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Wi-Fiにつないだ状態で、アプリの「インストールを開始」をタップします。iPhoneに「eSIMをアクティベート」と表示されたら、「アクティベート」を選びましょう。

ここでのアクティベートは、iPhoneにeSIMを登録する操作です。多くのプランは渡航先のネットワークにつながるまで有効期間が始まらないので、日本で済ませておけます。
データ通信の回線をAiraloにして、Airalo回線のデータローミングをオンにします。主回線のデータローミングは、オフのままにしておきましょう。
購入からiPhoneの設定、現地での切り替えまでを画像で解説しています。

繋がらないときの対処法
まず確認したいのは、データ通信の回線、Airalo回線のデータローミング、再起動の3つです。それでも直らないときは、5つの確認ポイントを順番に試してください。
現地で繋がらないときに確認する5つのポイントをまとめています。

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初回15%OFFのCOCONUT15と、2回目以降のCOCONUT10の使い方を解説しています。

よくある質問
まとめ|Airaloの評判は実測でも納得の結果

Airaloの評判は、良い口コミも悪い口コミも、実際に使ってみると納得できるものでした。
3か国での実測では、空港に着いてすぐ繋がり、離島の海上でも4Gが使えました。一方で、都市部の混雑する時間帯には速度が落ちます。
また「高額請求」の多くはAiraloではなく、日本の回線のローミング設定が原因です。主回線のデータローミングとデータ通信の切り替えをオフにし、着信に気をつければ、請求の心配なく使えます。安さと手軽さを重視する旅行者には、十分おすすめできるeSIMです。
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