
Wiseを使った海外ATM引き出しや送金で「思ったより手数料が高かった」という経験はありませんか?Wiseの手数料は、しくみを知っておくだけで損を防げるようになります。
実は、Wiseには月2回・3万円まで無料という基本ルールがありますが、それを超えると手数料が発生します。さらに、ATM側が請求する第三者手数料も見落としがちです。
この記事では、筆者が実際にバリ島で約2万円を引き出した時の手数料実例(2025年10月時点)をもとに、Wiseの手数料体系と節約テクニックを徹底解説します。
- ATM手数料は為替レートや銀行の規約変更により変動します 送金手数料は通貨ペアや送金額により異なります 最新の正確な情報は必ずWise公式サイトでご確認ください
- 送金手数料は通貨ペアや送金額により異なります
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Wise手数料の全体像と実例

Wiseの手数料は「ATM」「送金・両替」「カード決済」の3つだけ押さえれば十分です。
ATMは月2回・合計3万円相当まではWise側の手数料0円、それ以降は1.75%+70円、送金は固定+変動手数料(通貨ペアごとに異なる)、カード決済は事前に両替した通貨残高から払えば基本0円というのがシンプルなルールです。
この全体像を前提に、バリ島での具体的なATM利用例を見ていきます。
インドネシア・バリ島での引き出し実例
2025年10月、バリ島のBCA銀行ATMで引き出しを行った際の記録です。
引き出し条件
- 場所:インドネシア・バリ島
- ATM:Bank Central Asia (BCA)
- 引き出し金額:2,000,000 IDR(日本円換算:約19,346円)
- 為替レート:1 JPY = 103.402 IDR
実際にかかった手数料
| 項目 | 金額 |
| 引き出し金額 | 2,000,000 IDR(19,346円) |
| Wise側のATM手数料 | 42,176(約408円) |
| 実際の引き落とし額 | 19,346円 + 408円 = 19,754円 |
手数料率:(408円 ÷ 19,346円) × 100 = 2.11%
この事例から学べるポイント
- 無料枠3万円を超過していた この月は既に無料枠の3万円を使い切っていたため、Wise側の手数料が発生しました。
- BCAのATMは1回の上限が2,500,000 IDRまで 一度に引き出せる金額に制限があるため、大金が必要な場合は複数回に分ける必要があり、その都度手数料がかかります。
※ この実例は筆者の実体験に基づいています(2025年10月時点)。手数料や為替レートは変動するため、最新情報はWise公式サイトでご確認ください。
WiseのATM手数料とは?
Wiseのデビットカードを使って海外ATMから現金を引き出す際にかかる手数料には、2種類あります。
1. Wise側のATM手数料
| 条件 | 手数料 |
| 月2回まで、かつ3万円相当まで | 無料 |
| 3回目以降(1回につき) | 70円 |
| 3万円を超えた金額 | 1.75% |
計算例:
- 5万円引き出す場合:無料枠3万円 + 超過分2万円 × 1.75% = 350円
- 同月4回目の引き出し:70円(回数手数料)+ 超過分 × 1.75%
Wiseアプリで無料枠を確認する方法

手順:
- Wiseアプリを開く
- プロフィールアイコン → 設定(限度額)
- 限度額(カードの利用限度額) → 利用限度額(アカウントの限度額)
- 「ATM手数料を見る」 をタップ
確認できる情報:
- 今月の無料枠
- 無料で出金できる残り回数(月2回まで)
- 1.75%の手数料適用までの残額(3万円相当まで)
- 無料枠のリセット日(例:2025年12月1日)
2. ATM側の第三者手数料
これが最も見落としがちな手数料です。
ATMを所有する現地銀行が請求する手数料で、Wiseアプリには表示されません。ATM画面で初めて確認できます。
ATM画面に手数料が表示されても、実際に請求されるかは銀行により異なります。必ず取引後に明細を確認してください。
主要国のATM第三者手数料相場
| 国名 | 銀行例 | 第三者手数料 |
| タイ | Bangkok Bank | 250 THB(約1,025円※) |
| フィリピン | BPI | 250 PHP(約650円※) |
| インドネシア | BCA | 手数料無し |
| ベトナム | Vietcombank | 55,000 VND(約330円※) |
| アメリカ | Bank of America | 4 USD(約600円※) |
出典:Wiseアプリ「旅行スタンプ」機能
Wise公式:ATM手数料について詳しく見る
Wiseの送金手数料の仕組みと計算方法

Wiseの送金手数料は固定手数料 + 変動手数料の2階建て構造です。
手数料の計算式
Wiseの送金手数料は以下の式で計算されます:
送金手数料 = 固定手数料 + (送金額 × 変動手数料率)
通貨ペアごとに異なる料率の目安(参考):
| 通貨ペア | 固定手数料(目安) | 変動手数料率(目安) |
| JPY → USD | 約90円 | 0.7-0.9% |
| JPY → EUR | 約90円 | 0.6-0.8% |
| JPY → GBP | 約90円 | 0.7-0.9% |
| JPY → THB | 約90円 | 1.0-1.3% |
| JPY → PHP | 約90円 | 1.2-1.5% |
※ 上記は概算です。実際の手数料は送金額や市場状況により変動します
※ 正確な手数料は公式サイトの無料シミュレーターでご確認ください
Wiseの為替レート
Wiseはミッドマーケットレート(中間市場レート)を採用。これは銀行間取引で使われる「リアルタイムの実勢レート」です。
他社との違い:
- 銀行:独自の為替マージンを上乗せ(通常2〜4%)
- Wise:為替マージンなし、手数料は明示された送金手数料のみ
Wise手数料は高い?他社との比較表

10万円を米ドルに送金した場合の比較
2025年11月時点での概算比較です。実際の手数料は為替レートや市場状況により変動します。
| サービス | 表示手数料 | 為替マージン | 実質手数料(概算) | 受取額(概算) |
| Wise | 約890円 | なし | 約890円 | 約677 USD |
| 三菱UFJ銀行 | 3,000円~ | 約2.5円/ドル | 約6,000円 | 約640 USD |
| 楽天銀行 | 750円 | 約1.5円/ドル | 約3,000円 | 約660 USD |
| PayPal | 無料(両替手数料別途) | 3.0%~4.0% | 約4,000円 | 約650 USD |
| Revolut公式 | 約400円/月額無料 | 土日+1% | 平日:約400円土日:約1,400円 | 平日:約677 USD土日:約670 USD |
※ 2025年11月時点での概算比較です。実際の手数料は為替レートや市場状況により変動します。
出典: Wise公式サイトシミュレーション、および各銀行の海外送金手数料ページ(2025年11月時点の公開情報に基づく)。海外送金市場の動向については、金融庁「決済業務等の高度化に関するワークグループ(第7回)資料」をご参照ください。
ATM引き出し手数料の比較(無料枠超過後)
| カード | 月間無料枠 | 超過後の手数料 | 10万円引き出し時(概算) |
| Wiseカード | 3万円 | 1.75% + 70円 | 約1,820円 |
| Revolutカード | 2.5万円 | 2.0% + 100円 | 約2,100円 |
| Sony Bank WALLET | なし | 1.79% | 約1,790円 |
| 楽天プレミアムカード | なし | 現地通貨決済手数料3.0% | 約3,000円 |
※ 為替レートや各社の規約変更により手数料は変動します
※ 最新情報は各カード会社の公式サイトで確認してください
Wise手数料で損する5つの落とし穴
実際に使って気づいた「損するポイント」を紹介します。
落とし穴1:無料枠を小分けで消費してしまう
NG例:
- 1回目:5,000円引き出し
- 2回目:8,000円引き出し
- 3回目:15,000円引き出し(2回枠を使い切り、手数料発生)
正しい例:
- 1回で3万円以内を引き出す → 無料枠内で完結
落とし穴2:第三者手数料を見落とす
第三者手数料を見落とす・確認を怠る
ATM画面に第三者手数料が表示されても、実際に請求されるかは銀行やATMにより異なります。
対策:
- 渡航前にWiseアプリの「旅行スタンプ」機能でATM手数料を確認
- 必ず取引後に明細を確認(ATM画面表示と実際の請求が異なる場合あり)
- 手数料が高い場合は、カード決済を優先する
落とし穴3:土日の送金で為替レートが不利
土日は市場が閉まるため、為替レートが平日より不利になることがあります。
対策:
- 可能な限り平日(月〜金)の午前中に送金
- 緊急でなければ月曜まで待つ
落とし穴4:カード決済時に通貨が不足している
Wiseデビットカードで決済時、該当通貨が口座になければ自動両替が発生し、両替手数料がかかります。
対策:
- 渡航前に現地通貨に両替しておく
- Wiseアプリで「自動両替設定」を確認
落とし穴5:無料枠のリセット日を把握していない
無料枠(月2回・3万円まで)は毎月1日にリセットされます。
Wiseアプリで現在の無料枠を確認する方法:
- Wiseアプリを開く
- プロフィールアイコン → 設定(限度額)
- 「利用限度額」 をタップ→ 「アカウントの限度額」
- 「ATM手数料を見る」
確認できる情報:
- 今月の無料枠
- 無料で出金できる残り回数(月2回まで)
- 1.75%の手数料適用までの残額(3万円相当まで)
- 次回リセット日(例:2025年12月1日にリセットされます)
対策:
- 月末に無料枠が残っている場合は、翌月まで待たずに使う
- 月初に大きな引き出しが必要な場合は計画的に
- Wiseアプリで残り回数と残額をこまめにチェック
手数料を節約する裏ワザ5選
裏ワザ1:月2回・3万円以内にまとめる
最も基本的かつ効果的な節約術です。
- 引き出しは月2回まで
- 1回の引き出し額は3万円以内
- 小分けにせず、まとめて引き出す
これだけでWise側の手数料は完全無料です。
裏ワザ2:事前に現地ATM手数料を調べる

Wiseアプリの「旅行スタンプ」機能で、渡航先のATM手数料を事前に確認できます!
手順:
- Wiseアプリを開く
- カード → 「旅行スタンプ」
- 目的地を検索する(例:タイ)
- 「ATMを探す」をタップ
ここに各銀行のATM手数料が表示されます。
表示される情報例(タイの場合):
- Bangkok Bank:250 THB(約1,025円)
- Kasikorn Bank:250 THB(約1,025円)
※ 為替レートにより変動
この機能を使えば、手数料が安いATMを事前に把握でき、現地で迷わずに済みます。
裏ワザ3:カード決済を優先する
ATM引き出しではなく、Wiseデビットカードでの直接決済なら手数料0円(該当通貨を保有している場合)。
活用シーン:
- レストラン、スーパー、ホテルでの支払い
- オンラインショッピング
- 交通系ICカード(Suica、Octopusなど)のチャージ
裏ワザ4:送金額を調整して手数料率を下げる
Wiseの送金手数料は送金額が大きいほど手数料率が下がる傾向があります。
実際のWise公式データ(JPY→USD送金の例):
| 送金額 | 手数料 | 手数料率 |
| 5万円 | 626円 | 1.25% |
| 10万円 | 987円 | 0.99% |
| 30万円 | 2,438円 | 0.81% |
| 100万円 | 7,510円 | 0.75% |
活用法:
- 小分けにせず、まとめて送金する
- 月1回の定期送金を検討
- 緊急性が低ければ、ある程度まとめてから送金
ただし、送金額や通貨ペアにより手数料は異なるため、公式シミュレーターで必ず確認してください。
裏ワザ5:友達紹介で手数料キャッシュバック
Wiseの友達紹介制度を活用すると、初回送金手数料が最大75,000円分無料になります。
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国別ATM手数料相場

実際に各国で調査した、ATM第三者手数料の情報をまとめました。Wiseアプリの『旅行スタンプ』機能や、現地ATMでの実測値をもとに、筆者がまとめた参考情報です。
⚠️ 重要な注意事項:
- 以下の手数料は2025年11月27日時点の情報です
- 銀行や市場状況により変更される可能性があります
- 日本円換算額は為替レートにより変動します
- 最新情報は現地で確認するか、Wise公式ヘルプセンターをご確認ください
国別ATM手数料相場
実際に各国で調査した、ATM第三者手数料の情報をまとめました。
⚠️ 重要な注意事項:
- 以下の手数料は2024年〜2025年時点の情報です
- 銀行や市場状況により変更される可能性があります
- 日本円換算額は為替レートにより変動します
- 最新情報は現地で確認するか、Wise公式ヘルプセンターをご確認ください
日本🇯🇵
ATM手数料相場(2025年時点・Wiseアプリより):
- AEON Bank: 手数料無し
- Seven Bank: 110〜220円
- Post Bank: 220円
- Lawson Bank: 660円
- MUFG Bank: 660円
おすすめ: 日本国内でWiseカードを使うなら、イオン銀行ATMが手数料無料で最もお得です。コンビニATM(セブン銀行、ローソン銀行)は有料なので注意。
意外な事実: 日本のコンビニATM手数料(ローソン:660円)は、タイ(250 THB = 約1,025円)より実は安く、海外ATM手数料が特別高いわけではありません。
タイ🇹🇭
ATM手数料相場(2025年時点):
- Bangkok Bank: 250 THB(約1,025円)
- Kasikorn Bank: 250 THB(約1,025円)
- SCB: 250 THB(約1,025円)
※ 為替レートにより変動(2025年11月時点:1 THB ≈ 4.1円)
注意: タイではほとんどのATMで第三者手数料が発生します。Wiseアプリの「旅行スタンプ」機能で最新情報を確認してください。
フィリピン🇵🇭
ATM手数料相場(2024年時点):
- Metrobank: 250 PHP(約650円)
- EastWest Bank: 250 PHP(約650円)
- BPI: 250 PHP(約650円)
- BDO: 250 PHP(約650円)
※ 為替レートにより変動(2025年11月時点:1 PHP ≈ 2.6円)
注意: フィリピンの主要銀行は一律250 PHP程度の手数料がかかります。
インドネシア🇮🇩
ATM手数料相場(2024年時点):
- BCA: 手数料無し
- Mandiri: 手数料無し
- BNI: 手数料無し
※ 為替レートにより変動
注意点: BCAのATMは1回の引き出し上限が2,500,000 IDR(約2.4万円)と低め。大金が必要な場合は複数回必要。
アメリカ
ATM手数料相場(2025年時点):
- FourLeaf Federal Credit Union: 3 USD(約450円)
- TD Bank: 3.5 USD(約525円)
- Citizens Bank: 3.5 USD(約525円)
- Bank of America: 4 USD(約600円)
※ 為替レートにより変動(2025年11月時点:1 USD ≈ 150円)
注意: アメリカのATMは銀行により手数料が異なります。Wiseアプリの「旅行スタンプ」機能で最新情報を確認してください。
ヨーロッパ 🗺️
ヨーロッパは多くの国でATM手数料が無料または一部のみ有料です。
主な国の状況:
- ドイツ:無料(一部ATMは有料)
- フランス:無料
- ベルギー:無料
- スペイン:無料(一部ATMは有料)
- イギリス:無料(一部ATMは有料)
注意: 「一部有料」と記載のある国では、銀行やATMにより手数料が発生する場合があります。Wiseアプリの「旅行スタンプ」機能で最新情報を確認してください。
💡 お得な使い方のコツ:
- Wiseアプリの「旅行スタンプ」で事前にATM手数料を調べる
- 可能な限りカード決済を優先(手数料0円)
- ATMは月2回・3万円以内にまとめる
- 無料枠の残りをWiseアプリでこまめにチェック
具体的な引き出し手順は『Wiseカードを使った海外ATMの使い方』の記事で詳しく解説
よくある質問(FAQ)

まとめ|Wiseをお得に使うなら今がチャンス

Wiseは月2回・3万円以内のATM引き出しが無料で、送金手数料も銀行より圧倒的に安いサービスです。ただし無料枠を超えると手数料が発生し、ATM側の第三者手数料も見落としがちなポイントです。お得に使うコツは、無料枠内にまとめて引き出すこと、第三者手数料が安い銀行を選ぶこと、カード決済を優先することです。
さらに友達紹介を使えば初回送金が最大75,000円分無料になるので、まだアカウントを持っていない方は今がチャンスです。海外旅行や留学、送金が必要な方は、ぜひWiseを賢く活用してください 。
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最終更新日:2025年11月27日
※ 本記事の情報は2025年時点のものです。最新情報は必ずWise公式サイトでご確認ください。
