XMLサイトマップとは?初心者向け完全ガイド【7つの基本】

サイトマップは、Webサイト内のページ構造を視覚的に整理した一覧表です。
検索エンジンやユーザーがページを効率的に見つけられるように設計されています。サイトマップを設定することで、検索エンジンのインデックス速度が向上し、SEO効果が期待できます。

XMLサイトマップとは?基本と活用法

XMLサイトマップは、ウェブサイト上の全ページを検索エンジンに効率的に伝えるためのファイルです。このガイドでは、初心者にもわかりやすく、その基本や作成方法、最適化のコツを解説します。

サイトマップイメージ

XMLサイトマップの基礎知識

XMLサイトマップとは何か?

XMLサイトマップは、ウェブサイト内のURLをリスト化したXML形式のファイルです。検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくするためのツールであり、特に以下のようなサイトに有効です。

  • ページ数が多いサイト
  • 動的に生成されるページがあるサイト
  • 新しいページが頻繁に追加されるサイト

サイトマップがSEOに重要な理由

XMLサイトマップは、検索エンジンがインデックスすべきページを効率的に見つけるための道しるべとなります。これにより、以下のような効果が期待できます。

  • インデックス速度の向上
  • 重要なページの優先度を示す
  • クローラーが見落としがちなページもカバー

XMLとHTMLの違い

  • XMLサイトマップ: 検索エンジン専用。検索エンジンが効率的にサイトをクロールできるようにする。
  • HTMLサイトマップ: 人間向け。ユーザーがサイト全体を見渡せるように作成する。

なぜ検索エンジンに必要なのか

特に新しいウェブサイトや更新頻度の高いブログでは、検索エンジンが全てのページを見つけられない可能性があります。XMLサイトマップを送信することで、インデックス速度が向上します。

サイトマップの重要性

  1. SEO効果の向上: サイト内の全ページを検索エンジンにインデックスさせることで、検索結果での表示機会が増加します。
  2. ユーザーエクスペリエンスの向上: HTMLサイトマップにより、訪問者が目的の情報にたどり着きやすくなります。
  3. 効率的な運用: サイト構造が整理されることで、運営者自身もコンテンツ管理がしやすくなります。

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目次

WordPressでXMLサイトマップを作成する方法

XMLサイトマップを作る準備|必要なもの

WordPressサイトにおすすめのプラグイン
XMLサイトマップを簡単に作成するためには、「XML Sitemap & Google News」というプラグインがおすすめです。このプラグインは設定がシンプルで、初心者でも扱いやすいのが特徴です。

「XML Sitemap & Google News」の特長
  • 自動でサイトマップを生成
  • 投稿タイプやカテゴリごとに柔軟な設定が可能
  • 更新があるたびに自動通知

「XML Sitemap & Google News」プラグインのインストール

まずは、「XML Sitemap & Google News」をインストールし有効化します。

STEP
プラグインを追加

ダッシュボードの左側メニューから「プラグイン」 「新規プラグインを追加」をクリックします。

STEP
プラグインを検索

画面右上の検索バーに「XML Sitemap & Google News」と入力します。

STEP
プラグインをインストール

検索結果に表示される「XML Sitemap & Google News」を「今すぐインストール」をクリックします。

STEP
プラグインを有効化

インストールが完了したら「有効化」ボタンをクリックしてプラグインをアクティブにします。

「XML Sitemap & Google News」の設定方法

XML Sitemap & Google News」を設定していきます。

STEP
設定

ダッシュボード「設定」から「XML サイトマップ」をクリックします。

STEP
「一般」タブの設定

サーバーで「WordPress」ではなく「プラグイン」にチェックが入っているか確認します。プラグインにチェックが入っていないとXMLサイトマップが表示されないことがあります。

STEP
「タクソノミー」を設定

タクソノミー」タブをクリックし、「カテゴリー」「タブ」にチェックを入れ「変更を保存」をクリックします。(「カテゴリー」「タブ」を設定している場合に応じてチェックを入れます。)

STEP
「投稿タイプ」を設定

タクソノミー」でカテゴリー、タグにチェックを入れると「投稿タイプ」タブの表示が変わります。
投稿で分割単位:「」を「」に変更し「変更を保存」をクリックします。
(分割単位はそれぞれ選択できるので、投稿頻度に応じて設定しましょう。)

高度な設定のタブは変更不要です。
これで「XML Sitemap & Google News」の設定は完了です。

STEP
サイトマップの確認

XMLサイトマップの画面右にある「表示」「XMLサイトマップインデックス」をクリックし確認できます。

以下のイメージのように生成されたXMLサイトマップの一覧が確認できます。

サイトマップのURLを確認:
URLは通常「https://あなたのドメイン/sitemap.xml」です。

Google Search ConsoleへのXMLサイトマップ登録

まだの「Google Search Console」の導入を済ませていない方は、「Site Kit by Google」と一緒にGoogle Search Consoleを導入する手順を解説しています。

STEP
Google Search Console

Google Search Console」にログインし「サイトマップ」をクリックします。

STEP
サイトマップの追加

新しいサイトマップの追加」にXMLサイトマップをURLを入力し「送信」をクリックします。

サイトマップを送信しました」とポップアップ画面が表示されます。
表示しない」をクリックして閉じます。

STEP
送信されたサイトマップ

送信されたサイトマップのステータスが「成功しました」と表示されれば登録完了です。

STEP
RSSの送信

以下の「https://あなたのドメイン/feed」(RSS)も送信します。

これで「Google Search Console」の設定は完了です!

サイトマップ運用のコツと注意点

  • 定期更新: 新しいページを追加したら、サイトマップを更新します。
  • 不要なページの除外: プライバシーポリシーやアーカイブページなど、検索エンジンに不要なページを除外します。
  • リンク切れチェック: サイトマップ内のリンクが正常に動作しているか定期的に確認します。

まとめ

WordPressでのHTMLサイトマップとXMLサイトマップの設定は、「XML Sitemap & Google News」や「WP Sitemap Page」といったプラグインを活用することで簡単に行えます。これらのサイトマップを正しく運用することで、SEO効果を高めるだけでなく、ユーザーエクスペリエンスの向上にもつながります。

ぜひこの記事を参考に、あなたのWordPressサイトに最適なサイトマップを作成してください!

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