
「Wiseって本当に安全?」「評判はどう?」と不安に思っていませんか? 筆者は、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、モルディブで5年間Wiseデビットカードを使用してきました。結論から言うと、Wiseは金融庁登録済みで安全なサービスです。手数料は銀行より60〜70%安く、海外旅行・海外在住者には欠かせないカードです。 この記事では、実際の口コミ(良い評判・悪い評判)、金融庁登録の安全性、カード発行の失敗談、デメリットまで正直にレビューします。
Wiseとは?基本情報と運営会社【30秒で理解】

Wiseの基本情報(運営会社・対応国・ライセンス)
Wiseは、イギリス発の海外送金・デビットカードサービスです。旧名は「TransferWise」で、2021年に「Wise」にリブランドしました。
Wiseの基本情報:
- 設立: 2011年(イギリス・ロンドン)
- 対応国: 世界160カ国以上
- 対応通貨: 50通貨以上
- ユーザー数: 1,600万人以上(2024年時点)
- ライセンス: イギリスFCA認可、日本では関東財務局登録(資金移動業者)
Wiseの最大の特徴は、銀行の60〜70%安い手数料で海外送金ができる点です。実際の市場レート(リアルレート)を使用するため、為替手数料が上乗せされません。
Wiseデビットカードの3つの特徴
Wiseは海外送金だけでなく、デビットカードも提供しています。
Wiseデビットカードの3つの特徴:
- 50通貨を1枚で管理
- アプリで簡単に通貨を切り替え可能
- 旅行先に合わせて最適な通貨で支払える
- 海外ATM引き出し月2回無料
- 月2回・合計3万円まで無料
- それ以降は1回の出金につき70円の固定手数料、3万円超は超過分の1.75%の変動手数料が加算
- リアルレートで両替
- 両替手数料0.6%〜(通貨による)
- 銀行やクレジットカード(2〜3%)より圧倒的に安い
デビットカードは、海外旅行や海外在住者にとって、両替所に行く手間が省ける便利なツールです。
Wise公式「手数料」
(送金/資金の受け取り/外貨両替/デビットカードの利用)
Wiseはどんな人におすすめ?【3タイプ】
Wiseがおすすめな人:
- 海外送金が多い人
- 海外の家族への仕送り
- 海外の取引先への支払い
- 留学費用の送金
- 海外旅行・海外出張が多い人
- 両替所を探す手間を省きたい
- 両替所のぼったくりが心配
- 複数国を周遊する旅行者
- 海外在住者・ノマドワーカー
- 日本の口座と海外の口座を行き来する
- 複数通貨を管理したい
- 現地通貨をATMで引き出したい
Wiseをおすすめしない人:
- 海外送金・海外旅行の予定がない人
- 現金派で、カード決済を避けたい人
Wiseデビットカードの作り方・使い方を詳しく知りたい方はこちら

Wiseの良い評判・口コミ6選【実際の声を引用】

良い評判1: 手数料が圧倒的に安い
Wiseの最大の魅力は、手数料の安さです。実際のユーザーからも高評価を得ています。
「数枚のカードを使って海外で同じ日に支払いをして比較すると、Wiseが毎回、何ヶ国でもレートが一番良いです。昔は現金を銀行で替えていましたが、現金の引き出しもWiseが一番お得。デビットカード式なので、心配なく使えて大満足です。」
出典: Exiap
具体的には、10万円をオーストラリアに送金する場合、Wiseだと約8,000円も節約できます(三菱UFJ銀行との比較)。
また、Wiseデビットカードの両替手数料は0.6%〜なので、楽天カード(2.2%)よりもお得です。
「Wiseデビットカードの両替手数料は0.6%~なので、$5,000を両替しても$30(約3,000円)。手数料が低くて有利な楽天カードでさえ手数料は2.2%(約11,000円)なのでWiseデビットカードの方が明らかにお得」
出典: note.com/dashmellife
良い評判2: リアルレートで透明性が高い
銀行やクレジットカードは、為替レートに手数料を上乗せしています。一方、Wiseは実際の市場レート(リアルレート)を使用するため、透明性が高いと評判です。
「昔は現金を銀行で替えていましたが、現金の引き出しもWiseが一番お得」
出典: Exiap
Wiseのアプリでは、送金前に「いくら送って、いくら受け取れるか」が明確に表示されます。隠れた手数料がないため、安心して使えます。
良い評判3: アプリが使いやすい
Wiseのアプリは、直感的なUI/UXで初心者でも簡単に使えると評判です。
「アプリの操作がとてもシンプルで、初めてでもすぐに使いこなせた」
出典: travel.onizawa-ryuhei.com
「ユーザーインターフェースは直感的で、アプリやウェブサイトからいつでも簡単に残高確認や送金、通貨の管理ができる」
出典: travel.onizawa-ryuhei.com
アプリでは、以下のことができます:
- 通貨の切り替え(50通貨)
- 送金履歴の確認
- デビットカードの利用明細
- ATM引き出しの無料回数確認
良い評判4: 海外ATMが便利
海外旅行で現地通貨が必要なとき、Wiseデビットカードがあれば、両替所に行く必要がありません。
「海外へ行くと地味に悩むのが現地通貨の確保。そこで最強カードを求めて辿り着いたのはWiseカード。スマホで最安値の手数料で即座に両替して現地ATMで現金を引き出すだけ。デビットカードとしても使用可能。200以上の国50以上の通貨に対応しており、旅好きには超オススメのカードです。」
出典: ozsans-inc.com
「東南アジア旅行する上でGrab+Wiseデビットカードの組み合わせとても便利だな、余計な為替手数料取られなくてとても良い」
出典: Twitter引用、global-navi.com
良い評判5: 多通貨管理が便利
Wiseでは、50通貨を1つのアカウントで管理できます。複数国を旅行する際や、複数通貨を扱うビジネスに便利です。
「レート良いときにお金チャージしてノルウェーでも日本でもこれ一枚でお金使えるの便利すぎだな。」
出典: ozsans-inc.com
「現金を持ち歩かなくてもカード決済ができて、必要な国の口座を開いてチャージしておけば現地通貨を引き出せるので安心です。」
出典: note.com/dashmellife
「実際に現地の銀行口座を開設せずにWiseの口座だけで生活してる人もいるくらいです。」
出典: note.com/dashmellife
「ボクの友達はワーホリ中にNABの口座を開設しようとしたけど、書類不足で3回も銀行に通うことになりました。」
出典: note.com/dashmellife
【体験談】筆者が5年使って実感した3つのメリット

筆者は、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、モルディブで5年間Wiseデビットカードを使用してきました。実際に使って感じたメリットは以下の3つです。
1. クレジットカードより手数料が安い
銀行とは比較したことがありませんが、クレジットカードでの決済よりも、手数料が安いと実感しています。特に海外ATMでの引き出しは、月2回無料なので重宝しています。
2. アプリで即座に確認できる
Wiseアプリは、支払いや引き出しが即座に反映されます。「今いくら使ったか」がすぐに分かるので、予算管理がしやすいです。
また、通貨の切り替えもアプリで簡単にできます。旅行先に合わせて、事前に両替しておけば、到着後すぐに現地通貨で支払えます。
3. 送金から着金まで速い
日本の口座から送金する際、銀行よりもWiseの方が圧倒的に速いです。通常、数時間〜1日で着金します。緊急でお金が必要なときに助かりました。
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Wiseの悪い評判・口コミ5選

悪い評判1: カード発行に1,200円かかる
Wiseデビットカードを発行する際、1,200円の手数料がかかります。
「Wiseデビットカードはデジタルカードであれば無料で作成できますが、実際のカードを発行したい場合は1,200円の発行手数料がかかるので注意してください。」
出典: yauslife.com
デジタルカードであれば無料ですが、実物のカードが欲しい場合は有料です。他社のデビットカードは無料発行が多いため、この点はデメリットと言えます。
悪い評判2: 無料回数超過後の手数料が高い
Wiseデビットカードは、ATM引き出しが月2回・合計3万円まで無料です。しかし、それを超えると手数料が高くなります。
「Wise(旧TransferWise)デビットカードを使って、ATM手数料無料で引き出しができるのは、月に2回、合計金額30,000円までです。それ以降は1回につき70円の手数料がかかり、30,000円以上の出金を行う場合は、1.75%の手数料が加算されます。」
出典: bopeblog.com
頻繁にATMで現金を引き出す人は、手数料がかさむ可能性があります。月2回の無料枠内で計画的に引き出すことをおすすめします。
また、ATM運営会社が請求する第三者手数料が別途かかる場合があります。この点にも注意が必要です。
悪い評判3: クレジットカードでチャージできない
Wiseアカウントへのチャージは、銀行振込またはデビットカードのみです。クレジットカードではチャージできません。
「チャージが銀行振込かデビットカードしかできないんだけど? これだと向こう行ったらチャージできなくない?クレカ使えないの?」
出典: Twitter引用、ozsans-inc.com
クレジットカードでのチャージはできないため、海外滞在中に日本の銀行口座から振り込む必要があります。出発前に十分な金額をチャージしておくことをおすすめします。悪い評判3: クレジットカードでチャージできない
悪い評判4: 古い決済機では使えない場合がある
Wiseデビットカードは、比較的新しいサービスのため、古い決済機では使えないことがあります。
「Wiseデビットカードは比較的新しいサービスなので、古いタイプのクレジットカード決済システムを使っている国や地域では、Wiseデビットカードでの決済ができない場合もあります。」
出典: global-navi.com
「Grabカンボジア、Wiseデビットカードだとエラーが発生する。ATM引き出しはできないとあるが、決済不可と書かれていないし、使える雰囲気なんだよな。」
出典: Twitter引用、global-navi.com
特に東南アジアの一部の国では、使えない店舗があるようです。念のため、他のクレジットカードも持っておくことをおすすめします。
悪い評判5: 海外旅行保険に対応していない
Wiseデビットカードには、海外旅行保険が付帯していません。
「残念ながら、Wiseデビットカードには海外旅行保険に対応しておりませんので、別途、保険に契約する必要があります。」
出典: travel.onizawa-ryuhei.com
一般的なクレジットカードには、海外旅行保険が付帯していることが多いです。Wiseを使う場合は、別途保険に加入する必要があります。
【体験談】筆者のカード発行体験(3回失敗→DHL成功)

カード発行に関する口コミで「届くのが遅い」という声がありますが、筆者の経験では、DHL配送なら問題ありませんでした。
筆者の体験:
- 普通郵便: 3回失敗(届かず)
- DHL配送: 2025年1月27日発送 → 1月30日到着(インドネシア)
DHLなら3日で確実に届きました。普通郵便ではなく、DHL配送を選ぶことを強くおすすめします。
カード発行の詳細な手順や注意点については、以下のページで詳しく解説しています。
[内部リンク: Wiseデビットカードの作り方完全ガイド → wise01/]
Wiseの安全性は?金融庁登録・FCA認可を解説

Wiseは金融庁に登録された安全なサービス
Wiseは、日本で関東財務局に資金移動業者として登録されています。
登録情報:
- 登録番号: 関東財務局長第00040号
- 登録日: 2017年9月29日
- 事業者名: Wise Payments Japan株式会社
資金移動業者とは、銀行以外で送金サービスを提供する業者のことです。金融庁の厳しい審査を通過しているため、安全性は高いと言えます。
イギリスFCAのライセンスを保有
Wiseは、イギリスの金融行為規制機構(FCA: Financial Conduct Authority)の認可を受けています。
FCAは、イギリスの金融サービス業界を監督する規制機関です。Wiseは、FCAの厳しい基準を満たしているため、信頼性が高いサービスと言えます。
また、Wiseは世界各国でライセンスを保有しています:
- アメリカ: FinCEN(金融犯罪取締ネットワーク)
- オーストラリア: ASIC(オーストラリア証券投資委員会)
- シンガポール: MAS(シンガポール金融管理局)
顧客の資金は分別管理されている
Wiseは、顧客の資金を自社の運営資金と分別管理しています。
万が一、Wiseが倒産した場合でも、顧客の資金は保護される仕組みです。また、イギリスでは、電子マネー規制(EMR)により、顧客の資金が保護されています。
詐欺対策チームが常時監視
Wiseは、不正利用を防ぐため、専門の詐欺対策チームが24時間体制で監視しています。
また、以下のセキュリティ対策が導入されています:
- 2段階認証(SMS、認証アプリ)
- 生体認証(指紋認証、顔認証)
- 不正取引の自動検知
怪しい取引があった場合、Wiseから確認の連絡が来ます。
Wise公式「Wiseの安全性とセキュリティ」
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評判から分かったWiseのメリット・デメリットまとめ

Wiseのメリット5つ
評判・口コミから分かったWiseのメリットは以下の5つです。
- 1. 手数料が銀行より60〜70%安い
銀行やクレジットカードと比較して、圧倒的にお得です。
(2025年6月にも一部通貨(AUD, PHPなど)の送金手数料が見直され、さらに安くなっています。) - 2. リアルレートで透明性が高い
実際の市場レートを使用するため、隠れた手数料がありません。 - 3. アプリが使いやすい
直感的なUI/UXで初心者でも簡単に使えます。 - 4. 海外ATM月2回無料
月2回・合計3万円まで無料で引き出せます。 - 5. 50通貨を1つのアカウントで管理
複数国を旅行する際や、複数通貨を扱うビジネスに便利です。
Wiseのデメリット5つ
一方、Wiseのデメリットは以下の5つです。
- 1. カード発行に1,200円
実物カードの発行には手数料がかかります(デジタルカードは無料)。 - 2. 無料回数超過後の手数料
月2回・3万円を超えると手数料がかかります。 - 3. クレジットカードでチャージ不可
銀行振込またはデビットカードのみです。 - 4. 海外旅行保険なし
別途保険に加入する必要があります。 - 5. 第三者手数料に注意
ATM運営会社が請求する手数料が別途かかる場合があります。ドには、海外旅行保険が付帯していません。別途保険に加入する必要があります。
Wiseをおすすめする人・しない人
Wiseをおすすめする人:
- 海外送金・海外旅行が多い人
- 海外在住者・ノマドワーカー
- 手数料を節約したい人
- 両替所のぼったくりが心配な人
Wiseをおすすめしない人:
- 海外送金・海外旅行の予定がない人
- 現金派で、カード決済を避けたい人
- 本人確認の手続きが面倒な人
Wiseの手数料を詳しく知りたい方はこちら

Wiseのよくある質問(FAQ)

まとめ: Wiseは安全で評判も良い海外送金サービス

この記事では、Wiseの評判・安全性について5年間の実体験をもとに解説しました。金融庁登録済みで安全性が高く、手数料が銀行より60〜70%安く、海外ATM月2回無料で便利です。ただし、カード発行に1,200円かかり、無料枠を超えると手数料がかかるため計画的な利用が重要です。
まずはWiseデビットカードの申込手順を確認することから始めてみましょう。DHL配送を選べば3日で届くので、出発前に余裕を持って準備できます。ぜひこの記事を参考に、手数料を気にせず快適な海外生活を実現してください。
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