
モルディブ旅行の通貨って、何を用意すればいいの?米ドル?それともルフィア? こんな疑問を持つ方は多いはず。私も初めてモルディブに行く前は、現地通貨が「ルフィア(MVR)」なのか米ドルなのかよくわからず困った経験があります。
結論から言うと、モルディブ旅行では「米ドルをメインに持参し、必要に応じてATMでMVRを引き出す」のがベストです。
ただし、知らないと損するポイントがいくつかあります。
・ATM手数料は1回100MVR(約1,030円)と高め
・ATMからは原則MVRのみ引き出せる(マーフシにはUSD対応ATMあり)
・ローカル島ではカードが使えない場面も
・チップは米ドルの小額紙幣が必要
・島によってはATMがない場合も
この記事では、2025年3月にモルディブ・ローカル島(グライドゥ・グリ)に実際に滞在した体験をもとに、通貨の使い分け、ATM手数料の実録、チップの相場、おすすめのカード(Wise・Revolut)まで詳しく解説します。
読み終わる頃には、モルディブ旅行のお金の不安がすべて解消されているはずです。
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モルディブの通貨・支払い事情まとめ

モルディブの通貨はルフィア(MVR)ですが、観光客は米ドルが主流です。ATMからは原則MVRのみ引き出し可能で、手数料は1回100MVR(約1,030円)。チップは1ドル札を用意。Wise・Revolutの2枚持ちがお得です。
【ポイント早見表】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現地通貨 | モルディブルフィア(MVR) |
| 観光客の主流 | 米ドル(USD) |
| ATM手数料 | 1回100MVR(約1,030円) |
| ATMで引き出せる通貨 | 原則MVRのみ(マーフシにUSD対応ATMあり) |
| チップの相場 | ポーター1ドル、清掃1-2ドル/日 |
| おすすめカード | Wise + Revolut の2枚持ち |
| Wise ATM無料枠 | 月25,000円まで無料(2026年5月以降) |
モルディブ旅行の通貨は何を使う?
結論:リゾートならドル(USD)、ローカル島ならルフィヤ(MVR)の併用が最強
モルディブルフィヤ(MVR)の基本情報

まずモルディブの正式な通貨は「モルディブルフィヤ(MVR)」です。ですが、観光で訪れる方にとってはあまり馴染みがありません。なぜなら、リゾートホテルやツアーではMVRよりも米ドル(USD)の方が主流だからです。
例えるなら、「MVR」はローカル島のカフェやフェリーなどに使う現地通貨。「USD」は、リゾートや空港送迎など観光客向けのサービスでよく使われます。使う場所が違うから、両方持っておくのがベスト!
特にローカル島では、フェリー代や小さな売店での支払いにMVRが必要になるので、最低限は持っておくと安心です。全部で7種類、5ルフィヤ、10ルフィヤ、20ルフィヤ、50ルフィヤ、100ルフィヤ、500ルフィヤ、1000ルフィヤの紙幣とコインが発行されています。
観光客に人気の米ドル支払いとは

多くのリゾートホテルやツアー、スピードボートの支払いは「米ドル(USD)」が基本。これは外国人観光客向けに統一されているためです。ルフィヤだとお釣りが出なかったり、受け取りを拒否されることもあります。
「日本円でいいですか?」と聞くと断られることも多いので、出発前にUSDに両替しておきましょう。
日本円での両替・支払いはできる?
「日本円でいいですか?」と聞いても断られることが多いのがモルディブの現実です。空港やリゾートでは日本円から米ドルへの両替はできないか、レートがかなり悪くなります。
また、モルディブ国内のATMでは原則、米ドルを引き出すことができません(マーフシのUSD対応ATMは例外。詳しくは後述)。
結論として、米ドルは日本で事前に両替しておくのがベストです。チップ用に1ドル札を10〜20枚程度用意しておくと安心です。
空港で使えるATMと両替所の場所

到着後すぐ使えるATM情報
モルディブの空の玄関「マレ国際空港(Male Velana International Airport)」には、到着ゲートを出てすぐ左側の場所にATMがあります。便利な反面、手数料には注意が必要。
主要な銀行(Bank of Maldivesなど)のATMでは、外国人のカードを使うと1回あたり「100 MVR」ほど手数料がかかります。一部のリゾート地のATMでは150 MVRになることも。
これを知らずに何回も引き出すと、手数料だけで数千円になることもあるので要注意です。
空港両替カウンターの使い方と注意点
空港には「Bank of Maldives」の両替カウンターもあり、日本円から米ドルに両替できます。ただし空港のレートは街中に比べて少し不利。とはいえ、ローカル島に向かうなら、ここで最低限のUSDを用意しておくのが賢明です。または事前に米ドル(USD)を用意しておくと良いでしょう。
Wiseの手数料詳細 ・【2026年版】Wise ATM手数料を無料にする裏ワザ!

ローカル島とリゾート島で異なる支払い方法

クレジットカードが使えないケース
ローカル島では、電波が弱かったり設備が整っていないお店もあり、カードが使えない場面が珍しくありません。私が滞在した場所では、カフェやスーパーで「カードはNG」と言われることも。
そのため、現金(MVRやUSD)を持っておくと安心です。
米ドル(USD)払いが基本のシーンとは

一方、リゾート島ではほとんどが米ドルでの支払い。ホテル代、シュノーケリングやダイビングなどのツアー、送迎のスピードボートもほぼ米ドル(USD)です。
もしMVRを渡しても「米ドルでお願いします」と言われることもあるので注意しましょう。
ローカル島での実体験:USDとMVRの使い分け
リゾート島に行く場合は、クレジットカードやオールインクルーシブで支払いが完結することがほとんどです。しかし、ローカル島に滞在する場合は、現金の使い分けが重要になります。
2025年3月、グライドゥ(Guraidhoo)に滞在した際の実際の使い分けです。
USDで支払った場面:
・スピードボート移動:USD25〜(空港から近ければ安い)
・アクティビティ:USD25〜(スポットが近ければ安く、遠いほど高い)
・ゲストハウス宿泊費:USD20〜(島や滞在日数により異なる)
MVRで支払った場面:
・現地のお店やスーパーでの買い物
・カフェや食堂での食事 500円相当〜
・タクシー代・バス代など(マレ島内 30MVR)
・フェリー代 (マレ国際空港からマレなど 15MVR)
現地のお店ではUSDでも支払い可能な場合がありますが、お釣りはMVRで返ってくることがほとんど。細かいお金はMVRを用意しておくとスムーズです。
ジンベエザメやマンタに会える最新スポットはこちらの記事で詳しく解説しています。

ATM手数料と現地での引き出し事情

Bank of Maldivesなど主要ATMの手数料
現地のATMでは、外国人のカードに対して手数料が一律でかかる仕組みになっています。「Bank of Maldives」のATMが一番多く見かけるので、操作も比較的安心です。
- 通常手数料:100 MVR
- 一部ATM:150 MVR
一度に多めに引き出すことで手数料を節約できます。
モルディブのATM事情:島ごとの違い
2024〜2025年にかけて、ローカル島のATM環境は整備が進んでいます。
| 島 | ATM状況 | 備考 |
|---|---|---|
| マーレ国際空港 | Bank of Maldives(BML) ATMあり | 到着ゲート左側 |
| マーフシ(Maafushi) | BML ATM+USD対応ATMあり | 2024年6月設置。島として初のUSD ATM |
| グライドゥ(Guraidhoo) | BML セルフサービスATMセンターあり | 筆者実体験あり |
| グリ(Gulhi) | BML セルフサービスATMセンターあり | 2024年2月開設 |
重要:マーフシのUSD対応ATMはローカル島では初の設置です。
技術的にはVisa/Mastercard対応カードでUSDを引き出せますが、まれに海外非対応通貨としてブロックされるケースもあります。私も未検証のため、後日渡航時に追記予定です。
MVRしか引き出せない点に注意!
空港のATMでは、米ドルは引き出せません。出てくるのはMVR(モルディブルフィヤ)のみ。USDが必要な場面に備えて、出発前に日本で用意しておくか、到着後すぐに空港の両替所で両替しておくのが安心です。
実際にモルディブでATMを使ってみた【2025年3月の実録】
2025年3月、グライドゥに滞在した際、WiseカードでBank of Maldives ATMを複数回利用しました。
ATM手数料(Bank of Maldives側)は毎回100MVR(約960円)固定。Wiseの両替手数料は別途かかりますが、銀行両替より圧倒的にレートが良いです。
モルディブのチップ事情|相場と渡し方

モルディブにはチップを渡す習慣があります。義務ではありませんが、良いサービスを受けたときは感謝の気持ちとして渡すのが一般的です。
チップの相場(目安)
チップは基本的に米ドルで渡します。相場は以下の通りです。
| シーン | 相場 |
|---|---|
| ポーター(荷物を部屋まで運ぶ) | 荷物1個につき1ドル |
| ルームクリーニング | 1日につき1〜2ドル |
| レストラン(ウェイター) | サービス料込みなら不要、良いサービスなら2〜5ドル |
| バトラー | 滞在最終日に10〜30ドル程度 |
| ダイビング・シュノーケリングのインストラクター | 3〜5ドル |
| スパスタッフ | 3〜5ドル |
モルディブのリゾートでは、料金に10%のサービス料が含まれている場合がほとんどです。そのため、追加のチップは「義務」ではなく「任意」と考えてOKです。
チップを渡すタイミング
- 担当スタッフ(バトラー等):滞在最終日やチェックアウト前
- ポーター:荷物を受け取ったタイミングでその場で
- ルームクリーニング:毎日の清掃後、枕元やテーブルに置いておく
- レストラン:会計時にレシートのチップ欄に記入、または現金を置く
注意点
チップは米ドルの小額紙幣(1ドル、5ドル)で用意しておきましょう。モルディブのリゾートでは日本円からドルへの両替ができないことが多いため、日本で事前に1ドル札を多めに用意しておくことをおすすめします。
モルディブ旅行におすすめのカード2選
モルディブでATMから現地通貨を引き出すなら、海外利用に強いデビットカードがあると便利です。為替手数料が格安で、年会費無料のWiseとRevolutがおすすめです。
Wiseカード|海外ATM手数料が格安

Wiseは海外送金サービスとして有名ですが、デビットカードも発行できます。
- 為替レート:ミッドマーケットレート(銀行より2〜3%お得)
- ATM引き出し:月25,000円まで無料(2026年5月改定)
- 無料枠超過分:変動手数料1.75%+固定手数料100円/回
- カード決済:Visa加盟店で利用可能
- 年会費:無料(カード発行手数料1,200円のみ)
モルディブ旅行前にWiseカードを準備しておきましょう。発行手数料1,200円のみ・年会費無料。ATMを使うなら出発前に届くよう早めの申し込みがおすすめです。
Wiseデビットカードの作り方はこちら

Revolutカード|月25,000円まで手数料無料

Revolutはイギリス発のフィンテックサービス。Wiseと同様に、海外での支払いに強いカードです。
- 為替レート:リアルタイムの銀行間レート
- ATM引き出し:月25,000円まで無料(スタンダードプラン)、超過分は2%
- カード決済:Visa/Mastercard加盟店で利用可能
- 年会費:無料(スタンダードプラン)
Revolutの詳しい使い方はこちら

2枚持ちで手数料・トラブルリスクを最小化

おすすめは、WiseとRevolutの「2枚持ち」です。理由は3つあります。
- ATM無料枠を2倍に使える WiseもRevolutも月25,000円の無料枠があります。Wiseの無料枠を使い切ったらRevolutで引き出すことで、合計50,000円分まで手数料を節約できます。
- カード決済のバックアップになる 海外では「カードが使えない」「磁気不良で読み取れない」といったトラブルも起こりえます。1枚が使えなくても、もう1枚があれば安心です。
- カード払いの選択肢が広がる Wiseはミッドマーケットレートで決済、RevolutはVisa/Mastercardの2ブランドに対応。店によって使えるブランドが異なる場合も、2枚あれば対応できます。
海外旅行保険付きのクレジットカードも1枚あると安心
Wise・Revolutは海外ATMや決済には便利ですが、旅行保険は付帯していません。万が一のケガや病気に備えて、海外旅行保険付きのクレジットカードも1枚持っておくと安心です。
年会費無料でおすすめなのが、EPOSカードと楽天カードです。
EPOSカード|年会費永年無料
- 年会費:永年無料
- 海外旅行保険:利用付帯(旅行代金をカード払いで適用)
- 傷害治療:200万円まで
- 疾病治療:270万円まで
楽天カード|ポイント還元率が魅力
- 年会費:永年無料
- 海外旅行保険:利用付帯(旅行代金をカード払いで適用)
- 傷害治療:200万円まで
- 疾病治療:200万円まで
- ポイント還元:1%(100円につき1ポイント)
楽天カードは「利用付帯」なので、航空券やツアー代金をカードで支払う必要があります。ただし、普段の買い物でもポイントが貯まるため、メインカードとして使いやすい1枚です。
おすすめの組み合わせ
| 用途 | カード |
|---|---|
| 海外ATM引き出し | Wise + Revolut(2枚持ち) |
| 海外旅行保険 | EPOSカード |
| 普段使い&ポイント | 楽天カード |
この4枚を揃えておけば、モルディブ旅行のお金周りは万全です。
⚠️ 海外でのカード決済はWise・Revolutを優先しましょう
EPOSカード・楽天カードは海外旅行保険のために持つカードです。海外での買い物やATM引き出しに使うと、為替手数料(1.6〜3.85%)が上乗せされ損をします。海外での決済はWise・Revolut、保険はEPOS・楽天と役割を分けて使うのがポイントです。
海外カードの使い分けについて、noteでも詳しく解説しています。

モルディブの通貨・両替・ATMに関するよくある質問
まとめ:モルディブでは現金&カードのW活用がカギ!

この記事のポイントをまとめます。
- モルディブの通貨はルフィア(MVR)だが、観光客は米ドルが主流
- ATMからは原則MVRのみ引き出し可能(手数料1回100MVR≒960円)
- マーフシには2024年よりUSD対応ATMあり(島として初)
- 米ドルはATMから引き出せないため、日本で事前に両替しておく
- チップは米ドルの小額紙幣を用意
- ローカル島はATMがない場合もあるため、空港で引き出しておく
- Wise+Revolutの2枚持ちでATM手数料・カードトラブルをダブルで対策
- 現地でMVRが足りなくなったらゲストハウスへの両替依頼も有効
私自身、2025年3月のモルディブ・ローカル島滞在でWiseカードを活用しました。ATMからMVRを引き出す際は「一度にまとめて引き出す」のがポイント。少額ずつ引き出すと手数料で損をします。とはいえ旅行では予定外の出費も多いので、その時はATM手数料がかかっても仕方ない、くらいの気持ちでいると焦らず楽しめます。
事前に米ドルを用意し、カードと現金を上手に使い分けて、快適なモルディブ旅行を楽しんでください!
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